マーケット
11/29 15:15
38,208.03
-141.03
44,910.65
+188.59
暗号資産
FISCO BTC Index
11/30 19:52:35
14,438,360
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~SQ値突破でセンチメントは改善も買い一巡後の上値の重さが意識されるか~

2022/3/16 8:30 FISCO
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~SQ値突破でセンチメントは改善も買い一巡後の上値の重さが意識されるか~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:SQ値突破でセンチメントは改善も買い一巡後の上値の重さが意識されるか ■パーク24、1Q営業利益 黒字転換 46.51億円 ■前場の注目材料:藤コンポ、中国拠点を移転・集約、環境規制対応 ■SQ値突破でセンチメントは改善も買い一巡後の上値の重さが意識されるか 16日の日本株市場は、米株高を受けて買い先行で始まり、その後は次第にこう着感が強まりそうである。15日の米国市場はNYダウが599ドル高だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのなか、2月の卸売物価指数(PPI)が予想を下回る伸びにとどまったことから、インフレ懸念が和らいだ。ロシアのプーチン大統領が攻撃を継続する強硬姿勢を示したため、一時軟化する場面もあったものの、原油先物価格の下落も支援材料となり、経済の正常化を期待した動きから引けにかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円高の25375円。円相場は1ドル118円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。米国ではハイテク株が上昇をけん引する格好となっており、SOX指数の構成銘柄はすべて上昇している。この流れを受けて指数インパクトの大きい値がさ株が指数をけん引する格好となり、3月のSQ値である25457.94円を上回ってくると見られ、センチメント改善に繋がりそうである。ただし、積極的にポジションを取ってくる動きというよりは、リバランスの動きが中心と見られる。FOMCでの結果を前にポジションをいったんニュートラルにする動きであろう。 そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすく、日中はウクライナ情勢の動向のほか、足元で下落基調が強まっている上海指数やハンセン指数の動向に注視するなかで、短期的なトレードが中心になりやすい。また、指数インパクトの大きい値がさ株がリバウンドを見せてきたとしても、例えば東エレク<8035>は25日線突破を見極める必要があるほか、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>などは自律反発の域は脱せないと見られる。買い一巡後の上値の重さが意識される局面においては、戻り売りも出やすい。 また、ナスダックの強い動きからマザーズ銘柄への物色も意識されやすい。ただし、短期的な売買が中心のなかでは、資金の逃げ足の速さには注意する必要がありそうだ。全体としてはややグロース優位となりそうだが、3月期末に向けた配当志向の物色は継続しやすく、基本的にはバリュエーション面での割安感のある銘柄などに注目しておきたいところであろう。 ■パーク24、1Q営業利益 黒字転換 46.51億円 パーク24<4666>は2022年10月期第1四半期業績を発表。売上高は前年同期比12.5%増の699.28億円、営業損益が46.51億円の黒字(前年同期は27.58億円の赤字)だった。コンセンサスを上回る進捗となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で前年に低迷していた時間貸し駐車場やカーシェアが回復した。一方、リース契約関連損失計上により、最終損益の下押し要因になった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(25346.48、+38.63) ・NYダウは上昇(33544.34、+599.10) ・ナスダック総合指数は上昇(12948.62、+367.40) ・シカゴ日経先物は上昇(25375、大阪比+245) ・1ドル=118.30-40円 ・SOX指数は上昇(3180.24、+132.74) ・VIX指数は低下(29.83、-1.94) ・米国景気の拡大 ・海外のコロナ感染沈静化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・藤コンポ<5121>中国拠点を移転・集約、環境規制対応 ・三井化学<4183>23年に国内生産停止、岩国大竹工場の高純度テレフタル酸 ・トヨタ<7203>富士松工場1ライン8日間停止、半導体不足影響 ・ユー・エス・エス<4732>中古車、初の100万円超、新車納期遅れで顧客増、2月平均 ・丸紅<8002>マレーシアに薬店、アインHDと共同出資会社 ・ホンダ<7267>非常用FC定置電源を実証、米現法で来年初頭 ・NEC<6701>NECなど、南紀白浜空港でローカル5G実証 ・旭化成<3407>冷蔵車使わず青果物輸送、鮮度保持システム事業化 ・レンゴー<3941>大津製函を完全子会社化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 2月貿易収支(予想:-1500億円、1月:-2兆1935億円) <海外> ・06:45 NZ・10-12月期経常収支(予想:-62.25億NZドル、7-9月期:-83.00億NZドル) 《ST》
関連銘柄 13件
3407 東証プライム
1,068
11/29 15:30
-3(-0.28%)
時価総額 1,488,719百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
3941 東証プライム
886
11/29 15:30
-9.2(-1.03%)
時価総額 240,156百万円
段ボール原紙や白板紙、紙管原紙等を生産・販売する板紙メーカー。1909年創業。段ボールの生産量で国内トップ。国内取引企業数は7000社超。25.3期は増収増益計画。段ボール、紙器製品の価格改定等が寄与へ。 記:2024/07/08
4183 東証プライム
3,469
11/29 15:30
-29(-0.83%)
時価総額 696,728百万円
総合化学大手。エラストマー、エチレン、ビジョンケア材料、半導体・電子部品工程部材等を製造・販売。メガネレンズ材料、燃料タンク材料で世界トップシェア。事業ポートフォリ変革推進。総還元性向30%以上目指す。 記:2024/10/09
4666 東証プライム
1,795.5
11/29 15:30
-6.5(-0.36%)
時価総額 307,117百万円
時間貸駐車場「タイムズパーキング」、月極駐車場の運営を行う。英国、豪州などにも進出。モビリティサービス「タイムズカー」の提供等も。国内タイムズパーキング件数は1.8万件超。モビリティ事業は会員数が順調増。 記:2024/10/07
4732 東証プライム
1,387.5
11/29 15:30
-5.5(-0.39%)
時価総額 713,175百万円
中古車オークション運営で国内最大規模。中古自動車買取専門店「ラビット」の運営、資源リサイクル事業等も手掛ける。総還元性向80%以上目安。会員向けサービスの強化図る。25.3期は成約台数の増加等を見込む。 記:2024/06/28
5121 東証プライム
1,494
11/29 15:30
-31(-2.03%)
時価総額 35,028百万円
工業用ゴム部品などの産業用資材が主力。1901年創業。ゴルフ用カーボンシャフトなどのスポーツ用品、ゴム引布などの引布加工品を手掛ける。DOE4%以上目途。事業ポートフォリオの最適化などに取り組む。 記:2024/10/14
6701 東証プライム
12,745
11/29 15:30
+30(0.24%)
時価総額 3,477,473百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
7203 東証プライム
2,551.5
11/29 15:30
-55.5(-2.13%)
時価総額 40,300,909百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,291.5
11/29 15:30
-7.5(-0.58%)
時価総額 6,819,120百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8002 東証プライム
2,254
11/29 15:30
-22(-0.97%)
時価総額 3,778,558百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
23,310
11/29 15:30
-430(-1.81%)
時価総額 10,993,765百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
51,110
11/29 15:30
+10(0.02%)
時価総額 16,264,275百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,936
11/29 15:30
-112(-1.24%)
時価総額 13,135,875百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17