マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 1:49:58
15,167,329
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

約3週間ぶりに28000円を割り込む場面も、日銀のETF買い観測で下げ渋る【クロージング】

2022/1/14 16:17 FISCO
*16:17JST 約3週間ぶりに28000円を割り込む場面も、日銀のETF買い観測で下げ渋る【クロージング】 14日の日経平均は大幅続落。364.85円安の28124.28円(出来高概算14億株)で取引を終えた。前日の米国株の下落や国内での新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大に伴う経済活動の再停滞懸念などから、リスク回避の動きが強まり、前引け間際には一時27889.21円まで下押し、昨年12月20日以来約3週間ぶりに28000円を割り込む場面もあった。午後に入ると、日銀による上場投資信託(ETF)買い観測が流れたため、売り一巡後は下げ渋った。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1600に迫り、全体の7割超を占めた。セクター別では、海運、水産農林、小売を除く30業種が下落し、サービス、不動産、機械、電気機器の下げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、7&iHD<3382>がしっかりだった半面、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、テルモ<4543>、ダイキン<6367>、日立建機<6305>が軟調だった。 前日の米国市場は、副議長に指名されているブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事などFRB高官による3月の利上げ開始の可能性に関する発言が相次いだことから、主要株価指数は下落。東京市場もリスクオフの動きが強まった。また、国内でのオミクロン株の感染が拡大しているほか、日銀による利上げ観測に関する報道が伝わったことなどから円相場が1ドル=113円台後半まで円高が進んだことも相場の重しとなった。米国の金融政策の早期正常化について、関係者からは「債券や為替市場では昨年後半から織り込みが進んできたが、株式市場ではまだ織り込み切れていないようだ」との指摘が聞かれた。 一方、25、26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、来週はFRB当局者がブラックアウト期間に入り、米金融政策に関する材料はなくなる。米金利の動きを気にしつつも、相場全体は方向感の定まらない動きになるだろう。また、週明けの17日は米国市場がキング牧師生誕記念日で休場のため、海外勢が本格的に動くのは週半ば以降とみられる。17日は中国で国内総生産(GDP)や鉱工業生産、小売売上高などが発表され、中国景気の趨勢を見極める手掛かりになろう。米国では銀行など企業の決算のほか、地区連銀の製造業景況指数などの経済指標が発表されるだけに、指標を受けた米金利の反応にも関心が高まることになりそうだ。 《FA》
関連銘柄 7件
2,556.5
11/22 15:30
+0.5(0.02%)
時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4543 東証プライム
3,073
11/22 15:30
+35(1.15%)
時価総額 4,580,912百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
9,824
11/22 15:30
+288(3.02%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6305 東証プライム
3,377
11/22 15:30
+30(0.9%)
時価総額 726,443百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。製品力、グローバルネットワークなどが強み。米州事業は拡大続く。海外レンタル事業の拡大等に注力。 記:2024/10/20
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(-0.49%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(0.32%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(1.13%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25