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前場に注目すべき3つのポイント~インデックスに絡んだ売買の他は、決算を手掛かりとした個別物色~

2021/4/15 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~インデックスに絡んだ売買の他は、決算を手掛かりとした個別物色~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:インデックスに絡んだ売買の他は、決算を手掛かりとした個別物色 ■ABCマート、21/2営業利益55.0%減の195億円、22/2予想55.8%増の304億円 ■前場の注目材料:東芝、日本主導で東芝買収提案、JICなどが検討 ■インデックスに絡んだ売買の他は、決算を手掛かりとした個別物色 15日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場ではNYダウが53ドル高だった。決算シーズン開始で良好な企業決算への期待が強く、また、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で全米の経済活動が緩やかなペースで加速したことが明らかになり、ダウは終日堅調に推移。一方で、長期金利の上昇によりハイテク株の一角は売られ、ナスダックは下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の29600円。円相場は1ドル108円90銭台で推移している。 アルケゴス関連損失の影響から注目されていた米金融決算では、ゴールドマン・サックスやウェルスファーゴが予想を上回る決算を発表しており、一先ず安心感に繋がりそうであるが、JPモルガンは決算を受けて下落しており、今後も金融決算について慎重姿勢は崩せないだろう。とはいえ、米国では長期金利の上昇によりハイテク株が弱い値動きをみせており、流れとしてはバリューシフトに向かわせやすい面はありそうだ。 もっとも東証1部の売買高は辛うじて10億株を上回る薄商いであり、ここ数日の動きを見てもリバランス中心である。昨日は米国の金融決算を控えてヘッジ売りニーズはあったと考えられるため、朝方についてはショートカバーを意識したリバウンドは想定されそうだ。しかし、前場半ばまでにはカバーも一巡すると想定されるため、その後は日経平均の29500円辺りを支持線とした狭いレンジ内での取引が続きそうである。 物色については決算発表企業が徐々に増えてきていることもあり、インデックスに絡んだ売買の他は、決算を手掛かりとした個人主体による個別物色になろう。前日の大引け後に発表した決算では、FDK<6955>、RPAホールディングス<6572>、WACUL<4173>、ウォンテッドリー<3991>、ロック・フィールド<2910>、コネクシオ<9422>辺りが注目されそうである。また、テクニカル面では日経平均は25日線を支持線に底堅さが見られる一方で、上値は5日線を挟んだ攻防から切り下げてきており、煮詰まり感が台頭している。マザーズ指数についてももち合いレンジで推移しているが、25日線を支持線に5日、75日線を上回ってきており、もち合い放れを意識させてきている。 ■ABCマート、21/2営業利益55.0%減の195億円、22/2予想55.8%増の304億円 ABCマート<2670>が発表した2021年2月期決算は、売上高が前期比19.1%減の2202.67億円、営業利益は同55.0%減の195.13億円だった。新型コロナによる消費の落ち込みや、外出自粛を受けた需要先送りなどの影響が出ている。なお、22年2月期は売上高が前期比17.9%増の2597億円、営業利益は同55.8%増の304億円の見通し。コンセンサス(350億円程度)下回る。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33730.89、+53.62) ・米原油先物は上昇(63.15、+2.97) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・東芝<6502>日本主導で東芝買収提案、JICなどが検討 ・関西電力<9503>発電設備、ドローン点検、新サービス ・ソニーG<6758>米エピックゲームズに220億円追加出資 ・AGC<5201>ガラス一体型電子看板、ディサインに譲渡 ・トヨタ<7203>トヨタと愛知・豊田市、本社工場で水素充てん、FCV実証 ・ホンダ<7267>英でエネ管理サービス、EV充電のコスト低減 ・ヤマハ発<7272>2輪ライダーの走行技量可視化、新システム ・中央発條<5992>サス用バネ開発、チタンで軽量化 ・井関農機<6310>松山製造所の能力3割増、全体最適 ・DMG森精機<6141>中国新工場を正式発表 ・CKD<6407>LIB高性能化プレドープ装置、武蔵精密と開発契約 ・東洋機械金属<6210>平滑表面成形を効率化、今秋、自社製装置に適用 ・日立造船<7004>大阪市にメタン合成実証拠点、9月めど開設 ・楽天グループ<4755>楽天モバイルに周波数1.7ギガヘルツ帯、5G向け東名阪以外割り当て ・NEC<6701>ホテル客室をオフィスに、企業とマッチング ・アルプスアル<6770>仙台に開発センター、車載用ソフト内製化 ・富士フイルム<4901>AIテコに事業拡大 ・第一三共<4568>白血病で臨床試験 ・アステラス薬<4503>トーアエイヨーとの販売提携契約を終了 ・旭化成<3407>米社買収、救命医療機器拡大 ・日産自<7201>電池サプライチェーン協議会、日産など55社参加、国際競争力を強化 ・旭化成<3407>欧統括拠点の移転完了、マテリアル領域の営業・R&D融合 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:00 黒田日銀総裁あいさつ(日銀支店長会議) <海外> ・10:30 豪・3月失業率(予想:5.7%、2月:5.8%) ・10:30 豪・3月雇用者数増減(予想:+3.50万人、2月:+8.87万人) 《ST》
関連銘柄 28件
2670 東証プライム
3,102
4/25 15:00
-73(-2.3%)
時価総額 768,114百万円
靴小売最大手。「ABCマート」を運営。韓国でトップシェア。「ナイキ」や「アディダス」などナショナルブランドと強固な関係を構築。自社製品にも定評。ブラックフライデーセールの好調もあり、3Q累計は増収増益。 記:2024/01/27
2910 東証プライム
1,620
4/25 15:00
+14(0.87%)
時価総額 43,398百万円
惣菜店「RF1」「神戸コロッケ」などを百貨店や駅ビルに出店。配当性向は40%以上目処。ロック・フィールドメンバーズの会員数は23.8万名超。グリーン・グルメ、いとはん等は売上増。24.4期3Qは2桁増益。 記:2024/04/07
3407 東証プライム
1,068
4/25 15:00
-6(-0.56%)
時価総額 1,488,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
3991 東証グロース
1,212
4/25 15:00
-2(-0.16%)
時価総額 11,387百万円
ビジネスSNSプラットフォーム「ウォンテッドリー」を運営。企業向けサブスク型採用サービスの利用料収入が収益源。登録企業ユーザー数は4万社。ストック収益は横ばい。営業費用は減少。24.8期1Qは増益。 記:2024/01/28
4173 東証グロース
469
4/25 15:00
-6(-1.26%)
時価総額 3,319百万円
DXソリューション会社。3.8万超のサイトと1万超の事例に基ずくデータ分析やマーケティングのDXのコンサルティング、人材マッチング等のサービスを提供する。今期3Q累計はリカーリングとプロジェクトが好調。 記:2024/01/16
4503 東証プライム
1,455
4/25 15:00
-14(-0.95%)
時価総額 2,671,165百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4568 東証プライム
4,766
4/25 15:00
+37(0.78%)
時価総額 9,279,564百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4755 東証プライム
737.8
4/25 15:00
-29(-3.78%)
時価総額 1,520,613百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
3,323
4/25 15:00
-84(-2.47%)
時価総額 4,133,403百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5201 東証プライム
5,724
4/25 15:00
-34(-0.59%)
時価総額 1,301,872百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
5992 東証スタンダード
989
4/25 15:00
-15(-1.49%)
時価総額 25,261百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。シャシばねや精密ばね、コントロールケーブル等を手掛ける。ばね製品に強み。シャシばねは増収。新製品スタビライザー「SDM」の量産開始等で収益性向上。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/10
6141 東証プライム
4,150
4/25 15:00
-16(-0.38%)
時価総額 522,709百万円
日系4大工作機械メーカーの一角。NC旋盤・マシニングセンタでトップ級で、高生産性旋盤に定評。グローバル展開積極化。工作機械受注に占める自動化案件比率は37%。コスト構造改善効果で、23.12期は増収増益。 記:2024/02/22
6210 東証スタンダード
736
4/25 15:00
+15(2.08%)
時価総額 15,237百万円
機械メーカー。プラスチック射出成形機や光ディスク成形機、ダイカストマシンと、その関連商品を展開。成形機の遠隔操作システムに注力し、中国で生産能力を拡大。調達部材やエネルギー価格高騰で、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
6310 東証プライム
1,025
4/25 15:00
-9(-0.87%)
時価総額 23,560百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6407 東証プライム
2,888
4/25 15:00
-112(-3.73%)
時価総額 196,121百万円
自動機械・FA機器メーカー。空圧機器は国内シェア約3割。流体制御技術に強み。半導体や自動車等が主要顧客。24.3期3Qは自動機械部門が堅調。リチウムイオン電池製造システム、三次元はんだ印刷検査機が売上増。 記:2024/04/09
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6572 東証プライム
247
4/25 15:00
-7(-2.76%)
時価総額 15,297百万円
ロボットアウトソーシング事業、ロボットトランスフォーメーション事業を展開。BizRobo!、RoboRoboともに導入企業数が増加。ライセンス収入は好調。特別利益計上。24.2期3Qは最終黒字転換。 記:2024/01/28
6701 東証プライム
10,750
4/25 15:00
-270(-2.45%)
時価総額 2,933,138百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6758 東証プライム
12,760
4/25 15:00
-80(-0.62%)
時価総額 16,091,406百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6770 東証プライム
1,347.5
4/25 15:00
+18(1.35%)
時価総額 295,481百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
6955 東証スタンダード
725
4/25 15:00
±0(0%)
時価総額 25,039百万円
富士通系電子部品メーカー。ニッケル水素電池やリチウム電池などを手掛ける。24.3期3Q累計は電池事業が増収。ニッケル水素電池は海外車載用途向けなどが販売増。電子事業ではスイッチング電源の販売が増加。 記:2024/04/07
7004 東証プライム
1,197
4/25 15:00
-58(-4.62%)
時価総額 203,747百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7201 東証プライム
546.7
4/25 15:00
-9.4(-1.69%)
時価総額 2,307,465百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,497
4/25 15:00
-121(-3.34%)
時価総額 57,053,510百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,746
4/25 15:00
-43.5(-2.43%)
時価総額 9,488,262百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7272 東証プライム
1,426.5
4/25 15:00
-17(-1.18%)
時価総額 1,498,755百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
9422 東証プライム
1,912
3/16 15:00
+5(0.26%)
時価総額 85,539百万円
モバイルショップを運営。大手キャリア認定ショップを手掛ける。携帯販売代理店業界で国内2位。ほけんの窓口も事業領域。23.3期3Qは法人事業が増益。Mobile WorkPlaceの大口契約獲得等が寄与。 記:2023/02/08
9503 東証プライム
2,311.5
4/25 15:00
-53.5(-2.26%)
時価総額 2,169,881百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10