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前場に注目すべき3つのポイント~やや利食い意識が高まりそう、物色は個別材料株へ

2020/12/2 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~やや利食い意識が高まりそう、物色は個別材料株へ 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:やや利食い意識が高まりそう、物色は個別材料株へ ■西松屋チェ、21/2上方修正 営業利益107億円←85.0億円 ■前場の注目材料:NTT、ドコモ乗り換え無料へ、値下げ「サブブランド」、NTT社長が方針 ■やや利食い意識が高まりそう、物色は個別材料株へ 2日の日本株市場は買い先行後は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。1日の米国市場はNYダウが185ドル高と反発。ペンス副大統領が各州知事にワクチン配布を2週間内に開始する可能性を伝えたことが明らかになったほか、中国の良好な指標を好感した。また、追加経済対策を巡り、マコーネル共和党上院院内総務が年内の成立の必要性を主張したほか、ムニューシン財務長官とペロシ下院議長が協議することが明らかになったことが材料視されている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の26915円。円相場は1ドル104円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。ただし、日経225先物のナイトセッションで一時26980円まで上昇しているが、27000円を捉えることが出来ておらず、買い方優位の需給状況ではあるものの、利益確定を進めておきたいニーズも高まってきていると考えられる。押し目買い意欲は相当強そうであるが、上値追いには慎重となりやすいことであろう。ワクチン承認への期待は高まっているが、これまでワクチン期待でショートカバーを誘発していたこともあり、承認後の動向も見極めたいところでもあるようだ。 物色の流れとしては米国市場を引き継ぐ格好からハイテク株への資金流入が意識されやすく、結果的には日経225型優位となり、これによってNT倍率の上昇基調が続きやすい。ただ、NT倍率は最高値を更新していることもあり、いずれ修正が意識されてくるためこのタイミングを見極めたいところでもあるだろう。目先的にはTOPIXの修正があっても良さそうではあるが、こちらも見極めが必要である。 そのため、インデックスに絡んだ売買に振らされやすい状況のなかで、個別に材料の出ている銘柄のほか、脱炭素による再生エネルギー関連など政府主導による対策を手掛かりとしたテーマ株などに来年のテーマを意識した資金が向かいやすくなりそうである。そのほか、足元でマザーズ銘柄が再度注目されてきていることもあり、中小型株への物色も活発化しそうである。 ■西松屋チェ、21/2上方修正 営業利益107億円←85.0億円 西松屋チェ<7545>は2021年2月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の1560億円から1590億円、営業利益は85億円から107億円に上方修正している。3Q累計期間は、来店客数が伸び、育児・服飾雑貨、ベビー・マタニティ、子供衣料等、全般的に販売が好調に推移。また、気温の低下にともない秋冬物衣料の販売が伸びており、前回予想を上回る見込み。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26787.54、+353.92) ・NYダウは上昇(29823.92、+185.28) ・ナスダック総合指数は上昇(12355.11、+156.37) ・シカゴ日経225先物は上昇(26915、大阪比+115) ・SOX指数は上昇(2709.73、+46.24) ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・NTT<9432>ドコモ乗り換え無料へ、値下げ「サブブランド」、NTT社長が方針 ・ダイヘン<6622>アルミ・鋼板の異材溶接、GA材対応、用途拡大 ・有沢製作所<5208>台湾でFPC材料増産 スマホ需要増 ・武田薬<4502>非中核医薬を売却、韓国バイオ医薬品に290億円 ・住友商事<8053>福利厚生にDX活用、ベトナム工業団地の従業員向け ・長瀬産業<8012>三洋化成にSaaS提供、新素材開発支援 ・伊藤忠<8001>ブレインパッドに出資 ・丸紅<8002>ナノ材料開発VBと提携 ・トヨタ<7203>中国で新車投入加速 ・TOWA<6315>樹脂にセラ成膜、車部品向け技術開発 ・リコー<7752>有機デバイス、セラミック成膜で高耐久化、新技術 ・NEC<6701>ローカル5G構築、企画・導入・運用3メニュー用意 ・日本ゼオン<4205>CNTで人工筋肉実用化、介護アシストロボに活用 ・信越化<4063>熱硬化性低誘電樹脂を量産、電子デバイスなど向け ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 11月マネタリーベース(10月:前年比+16.3%) ・10:30 雨宮日銀副総裁あいさつ <海外> ・09:30 豪・7-9月期GDP(前年比予想:-4.4%、4-6月期:-6.3%) 《ST》
関連銘柄 15件
4063 東証プライム
6,584
3/29 15:00
-22(-0.33%)
時価総額 13,326,826百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4205 東証プライム
1,321
3/29 15:00
+6.5(0.49%)
時価総額 303,188百万円
合成ゴムメーカー。自動車タイヤ用特殊合成ゴムに強み。合成ラテックスや高機能材料も。EV向け電池材料や医療向け高機能樹脂を強化中。24.3期3Q累計は合成ゴムの市況軟化。電池材料や電子材料の需要も振るわず。 記:2024/02/06
4502 東証プライム
4,184
3/29 15:00
-19(-0.45%)
時価総額 6,620,239百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
5208 東証プライム
1,137
3/29 15:00
+11(0.98%)
時価総額 38,290百万円
プリント基板材料が柱。航空機用材料や電気絶縁材料、3D関連材料等も手掛ける。24.3期3Q累計は産業用構造材料が増収。水処理用FRP製圧力容器、航空機用ハニカムパネルが販売増。電気絶縁材料は収益伸長。 記:2024/02/11
6315 東証プライム
10,670
3/29 15:00
+690(6.91%)
時価総額 267,102百万円
半導体製造装置メーカー。後工程用で大手。モールディング装置やシンギュレーション装置を製造、販売する。半導体製造装置用の精密金型も手掛ける。今期3Q累計はPCやスマートフォン等の民生品向けが足踏みとなった。 記:2024/03/07
6622 東証プライム
9,290
3/29 15:00
-100(-1.06%)
時価総額 251,787百万円
大手電源機器トメーカー。変圧器や配電用機器、産業用ロボット、クリーン搬送ロボット、溶接機、切断機等を提供する。配電機器、大形変圧器などは堅調。負ののれん発生益を計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/02/10
6701 東証プライム
10,990
3/29 15:00
-25(-0.23%)
時価総額 2,998,622百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7203 東証プライム
3,792
3/29 15:00
-14(-0.37%)
時価総額 61,866,431百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7545 東証プライム
2,488
3/29 15:00
+81(3.37%)
時価総額 173,137百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品を全国展開。出店はロードサイド中心。小学校高学年向け衣料に注力し、ショッピングモールや首都圏向け出店を強化。季節物衣料や雑貨の好調で、3Q累計は増収増益。 記:2023/12/19
7752 東証プライム
1,351.5
3/29 15:00
+10(0.75%)
時価総額 861,538百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
8001 東証プライム
6,466
3/29 15:00
+2(0.03%)
時価総額 10,247,899百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、食糧、住生活等の分野で事業展開。中国ビジネス等に強み。非資源分野が収益基盤。金属は足踏み。食品流通関連事業における取引拡大等で、24.3期2Qは食料が増収。 記:2024/01/14
8002 東証プライム
2,629
3/29 15:00
+18.5(0.71%)
時価総額 4,517,179百万円
総合商社大手。食料、農業関連、電力に強み。24.3期上期は米穀物ガビロン売却で売上減。金属、農薬・肥料の市況安も響く。だが電力、自動車関連などが好調。通期最終益計画を上方修正。総還元性向30~35%目安。 記:2024/01/14
8012 東証プライム
2,554
3/29 15:00
+16.5(0.65%)
時価総額 308,799百万円
独立系の化学品商社。合成樹脂や電子材料、医薬原料など幅広く扱う。海外売上高比率71%。24.3期上期は樹脂や食品素材の市況安が痛手。米国子会社の新工場稼働遅れも響く。通期でも利益足踏みの見込み。増配予定。 記:2024/01/14
8053 東証プライム
3,652
3/29 15:00
+22(0.61%)
時価総額 4,570,741百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9432 東証プライム
179.8
3/29 15:00
-0.2(-0.11%)
時価総額 16,280,947百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グループ再編でグローバル事業を強化。自動運転関連やIOWNの海外ビジネス展開に向けた取り組みを推進。中間期営業収益は過去最高を更新。 記:2023/12/25