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前場に注目すべき3つのポイント~グロース株の利益確定、バリュー株への資金流入を意識させそう

2020/7/14 8:56 FISCO
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~グロース株の利益確定、バリュー株への資金流入を意識させそう 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:グロース株の利益確定、バリュー株への資金流入を意識させそう ■コーナン商事、1Q営業利益68.4%増 108億円、進捗率52.8% ■前場の注目材料:川崎重、ロボ“核”に新事業、シナジー期待 ■グロース株の利益確定、バリュー株への資金流入を意識させそう 14日の日本株市場は、米国市場の流れを受けて利食い優勢の展開になりそうだ。13日の米国市場はNYダウが小幅に上昇したが、ナスダックは下落。ウイルスワクチン開発に向けた進展が発表され、期待感から大きく上昇して寄り付いた。しかし、引けにかけてはハイテク株の利益確定と思われる売りが強まったほか、ウイルス感染の拡大を受け、カリフォルニア州が劇場や室内のレストラン、バー、ジムの営業を再び閉鎖する指示を出し、景気低迷への懸念から失速した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円安の22540円。円相場は1ドル107円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売りが先行することになりそうだが、売り一巡後は底堅さが意識されそうである。新型コロナウイルスに関連する報道に振らされる流れは想定内であり、嫌気した流れも限られよう。ただし、週初の米国市場の上昇を織り込んでいた面もあり、利益確定に向かわせやすいところ。NYダウは高いところから500ドル超上げ幅を縮めているほか、ナスダックは高値更新後の失速であり、ハイテク株も軒並み引けにかけて失速していた。そのため、グロース株の利益確定、バリュー株への資金流入を意識させそうだ。 昨日も東エレク<8035>が上げ一服をみせていたこともあり、グロース株からバリュー株へのシフトの兆しはみられていた。米国市場では午後に入り急速に利益確定の流れが強まったこともあり、この流れが強まる可能性がありそうだ。また、強い上昇が続いていたテスラは、16%の上昇で高値を更新した後の失速で、結局は3%の下落となっていた。強いトレンドは維持しているが、こういった動きが表れたことによって、日本株においても上昇が続いているNT倍率の修正を意識させてくる可能性がありそうだ。 日経平均は5日、25日線辺りでの攻防となりそうであり、短期的には売り仕掛けの動きも出やすいところ。ただし、もち合いレンジの上限を捉えている状況であり、下値の堅さが意識されてくるようであればショートカバーを誘う流れに向かいやすい。目先的にはバリュー株へのシフトが意識されてきそうであるが、あくまでも利益確定の流れによる調整との見方から、グロース株については押し目拾いのスタンスに。 ■コーナン商事、1Q営業利益68.4%増 108億円、進捗率52.8% コーナン商事<7516>が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比29.5%増の1137.91億円、営業利益が同68.4%増の108.30億円だった。通期計画に対する営業利益の進捗率は52.8%となる。商品部門別では、ペット用品、薬品、インテリア、収納用品、園芸用品、工具などが堅調に推移。新型コロナウイルス感染症の影響について先行き不透明な経済情勢を踏まえ、高進捗ではあるが通期の業績予想を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22784.74、+493.93) ・NYダウは上昇(26085.80、+10.50) ・1ドル107円20-30銭 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米財政刺激策への期待 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・川崎重<7012>ロボ“核”に新事業、シナジー期待 ・NTTドコモ<9437>MoTに100億円追加出資、決済サービス連携 ・ルネサスエレクトロニクス<6723>750億円融資枠を追加 ・資生堂<4911>手指消毒液一般向け販売、来月 ・大日印<7912>東大とスキンディスプレー、フルカラー表示可能 ・日本特殊陶業<5334>40年3月期に売上高倍増、非内燃機関に重点 ・極東開<7226>ゴミ収集車管理システム開発、スマホで稼働情報確認 ・デンソー<6902>IT子会社を10月に吸収 ・サコス<9641>非常用発電機を拡販、工事・負荷試験まで一貫対応 ・ローム<6963>IoT家電の待機電力半減、ゼロクロス検知IC量産 ・パナソニック<6752>介護施設データ統合、来年度に支援基盤投入 ・ニッケ<3201>防護服・医療用ガウン販売参入、中国で生産、1日1万着 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(15日まで) <海外> ・時間未定 中・6月輸出(前年比予想:-2.0%、5月:-3.3%) ・時間未定 中・6月輸入(前年比予想:-9.0%、5月:-16.7%) 《ST》
関連銘柄 14件
3201 東証プライム
1,338
4/24 15:00
+4(0.3%)
時価総額 115,709百万円
大手毛織物メーカー。衣料用途を中心とした高機能素材・製品に加え、産業用資材や生活用資材を提供。一般企業制服用素材では交通関係向けが販売増。産業機材事業は売上堅調。23.11期通期は増収、営業増益。 記:2024/01/17
4911 東証プライム
4,267
4/24 15:00
+25(0.59%)
時価総額 1,706,800百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5334 東証プライム
5,133
4/24 15:00
+116(2.31%)
時価総額 1,048,030百万円
点火ブラグや排ガスセンサなどの自動車部品が柱。セラミック製品や半導体装置製品も。配当性向4割目安。セラミック事業は伸び悩むが、自動車関連は堅調。新車組付け用製品は販売底堅い。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/04
2,521.5
4/24 15:00
+240.5(10.54%)
時価総額 4,933,133百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
1,393
4/24 15:00
+27(1.98%)
時価総額 3,418,501百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6902 東証プライム
2,841
4/24 15:00
+58.5(2.1%)
時価総額 8,954,207百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6963 東証プライム
2,244.5
4/24 15:00
+95(4.42%)
時価総額 924,734百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
7012 東証プライム
4,824
4/24 15:00
+54(1.13%)
時価総額 810,056百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7226 東証プライム
2,577
4/24 15:00
+25(0.98%)
時価総額 110,136百万円
ダンプトラックやコンクリートポンプ車などの特装車メーカー。ごみ処理施設の建設も。24.3期3Q累計は特装車が国内外で好調。プラント建設や立体駐車場も想定以上。通期計画を上方修正。総還元性向は100%目安。 記:2024/02/14
7516 東証プライム
4,435
4/24 15:00
+65(1.49%)
時価総額 153,815百万円
大手ホームセンター運営会社。DIYを中心とした「ホームセンターコーナン」や「コーナンプロ」などを展開する。首都圏にも出店。今期3Q累計はHIひろせの新規連結化が寄与した。プロ商材や日用消耗品等も増加した。 記:2024/01/27
7912 東証プライム
4,522
4/24 15:00
+38(0.85%)
時価総額 1,434,559百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8035 東証プライム
34,810
4/24 15:00
+2,310(7.11%)
時価総額 16,417,545百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9641 東証スタンダード
431
7/14 14:59
+1(0.23%)
時価総額 18,476百万円
建設機械レンタル会社。建設現場やプラント、鉄道向けにレンタルする。中古建機の買取や販売、事務所用備品のレンタルなども行う。22.9期2Qは増収。西尾レントオールがTOB実施。成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2022/05/13