マーケット
4/24 15:15
38,460.08
+907.92
38,503.69
+263.71
暗号資産
FISCO BTC Index
4/25 4:55:25
9,994,033
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~波乱含みの相場展開に

2020/6/12 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~波乱含みの相場展開に 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:波乱含みの相場展開に ■前場の注目材料:ガイシ、21/3売上高5%減の4200億円、営業利益45%減の300億円を見込む ■ソフトバンク<9434>アジアに光海底ケーブル、7社と共同事業体 ■波乱含みの相場展開に 12日の日本株市場は、波乱含みの相場展開になりそうだ。11日の米国市場では、NY ダウが1861ドル安と大幅下落になった。テキサス州など比較的早期に経済活動を再開 した地域でウイルス感染による入院患者数が増加傾向にあることが嫌気されたほか、 米連邦準備制度理事会(FRB)が景気に悲観的見通しを維持しており、V字型回復期待 が大きく後退した。シカゴ日経225先物清算値は大阪基準値比670円安の21640円。円相 場は1ドル106円80銭台と円高に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップダウンからのスタートとなり、日経 平均は一気に25日線レベルまでの調整を余儀なくされそうだ。足元での急ピッチの上 昇に対する警戒感が高まっていたとはいえ、マドを空けての下落であり、さらにSQに 絡んだ売買によってより下へのバイアスが強まる可能性がありそうだ。25日線レベル での押し目狙いのスタンスとはいえ、押し目も狙いづらいところであろう。 もっとも、昨日の大幅下落、グローベックスの米株先物の大幅な下げにより、ある 程度は想定していた面もあり、ロングポジションを縮小する動きもあったと考えられ る。そのため、センチメントは悪化傾向に向かいそうであるが、売り一巡後の底堅さ を見極めるスタンスになりそうだ。 また、インデックスの影響を受けづらい中小型株においては、これまで強い上昇を 続けていた銘柄等へは利益確定の動きが強まる可能性があるだろう。それでも底堅さ がみられた銘柄においては、より短期資金が集中することになりそうだ。また、足元 で出遅れが目立っていた銘柄等には、需給が大きく買いに傾いていないこともあって 下値も限られるとみられ、押し目買いに向かわせそうである。 そのほか、日銀は11日、保有する上場投資信託(ETF)を証券会社などに12日から貸 し出しを始めると発表した。日銀によるETFの保有比率が高まり、市場の流動性が低下 していることを警戒する声もあったが、需給面に影響を与えてくることになるため、 しばらくは動向を見極めることになりそうだ。 ■ガイシ、21/3売上高5%減の4200億円、営業利益45%減の300億円を見込む ガイシ<5333>は2021年3月期業績見通しを発表。売上高は前期比5%減の4200億円、営 業利益は同45.5%減の300億円を見込む。5G向け半導体製造装置用の製品の伸びを見込 んでいるが、自動車関連向けのセラミックス事業の低迷が大きい。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・世界的な経済活動再開 ・日米欧の大型経済対策 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・6月限先物オプション特別清算指数(SQ)算出 ・営業毎旬報告(6月10日現在、日本銀行) ・国債買いオペ ・鉱工業生産指数確報値(4月) ・第2次補正予算成立 ・ユーロ圏鉱工業生産指数(4月) ・米輸入物価指数(5月) ・米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(6月) ・フィリピン市場は休場 *ケア21<2373>介護事業で中国進出、100床規模、“日本式”細やかなサービス提 供 *スカパー<9412>宇宙のゴミ掃除、26年開始、衛星からレーザー照射 *ホンダ<7267>サイバー攻撃、米工場再開 *住友商事<8053>バイオ農薬の独占開発・販売権、メキシコ社から取得 *アズワン<7476>物流拠点自動化、千葉に50億円投資 *島津<7701>脳・五感計測で新事業、理研の成果社会に還元 *三菱電<6503>200億円投じ広島に半導体工場、シャープから取得 *ソフトバンク<9434>アジアに光海底ケーブル、7社と共同事業体 *富士通<6702>クラウドサービス刷新、22年度1兆円事業に *パナソニック<6752>オフライン時間の働き方可視化 *三菱ケミカル<4188>半導体関連素材増産、台湾で高純度硫酸5割 *三井化学<4183>欧の拠点始動、PPコンパウンド一貫体制、車・車部品向け拡大 ・「東京アラート」解除、第3段階、カラオケ・遊園地OK ・ヒトも冬眠できる!?脳内に「スイッチ」、マウスで発見 ・性犯罪対策強化決定、政府、GPS義務化を検討 ・中国新車販売14.5%増、日本低迷の中、V字回復 ・雇用懸念、米緩和長期化、ゼロ金利22年末まで、FRB見通し ☆前場のイベントスケジュール <国内> 特になし。 <海外> 特になし。 《YN》
関連銘柄 13件
2373 東証スタンダード
604
4/24 15:00
+3(0.5%)
時価総額 8,966百万円
関西を中心に訪問介護や有料老人ホームを展開。認可保育所や施設ダイニング、不動産事業も手掛け、関東エリアを開拓中。消耗品や人員確保のコストの増加、水道光熱費の高止まりなどが響き、23.10期は利益足踏み。 記:2024/01/27
4183 東証プライム
4,400
4/24 15:00
+42(0.96%)
時価総額 900,962百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4188 東証プライム
909.6
4/24 15:00
+0.7(0.08%)
時価総額 1,370,120百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
5333 東証プライム
2,106.5
4/24 15:00
+37.5(1.81%)
時価総額 668,456百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
6503 東証プライム
2,488
4/24 15:00
+63(2.6%)
時価総額 5,342,239百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6702 東証プライム
2,520.5
4/24 15:00
+52.5(2.13%)
時価総額 5,220,228百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
1,393
4/24 15:00
+27(1.98%)
時価総額 3,418,501百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7267 東証プライム
1,789.5
4/24 15:00
+25(1.42%)
時価総額 9,724,653百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7476 東証プライム
2,561
4/24 15:00
-14.5(-0.56%)
時価総額 204,247百万円
科学機器、産業機器、病院・介護用品の総合商社。カタログを営業ツールとし、WEB上の取扱商品は1020万点。中国でも日本と同等のビジネスモデルを展開。ロングテール商品の売上拡大もあり、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/02
7701 東証プライム
4,254
4/24 15:00
+104(2.51%)
時価総額 1,259,482百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
8053 東証プライム
3,920
4/24 15:00
+118(3.1%)
時価総額 4,906,162百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
948
4/24 15:00
+3(0.32%)
時価総額 281,939百万円
衛星を用いた有料多チャンネルプラットフォームを展開。アジア随一、世界有数の通信衛星保有企業。大手通信会社等が主要顧客。FTTH事業収入は増加。契約世帯数の増加等が寄与。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/23
9434 東証プライム
1,859
4/24 15:00
+10.5(0.57%)
時価総額 8,899,303百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04