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新興市場見通し:決算本格化でも新興市場への関心薄い?IPOはセルソースなど4社

2019/10/26 15:14 FISCO
*15:14JST 新興市場見通し:決算本格化でも新興市場への関心薄い?IPOはセルソースなど4社 先週の新興市場では、マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに上昇した。日経平均は企業業績の底打ち期待から連日で年初来高値を更新したが、高値警戒感も徐々に台頭。一方でマザーズ指数は前の週に一時840ptを割り込むまで調整していたため、出遅れ感から押し目買いが入った。ただ、マザーズ売買代金は低迷が続き、売り物が少ないなか少額の買いでリバウンドした感が強い。なお、週間の騰落率は、日経平均が+1.4%であったのに対して、マザーズ指数は+3.0%、日経ジャスダック平均は+1.4%だった。マザーズ指数は860pt台に位置する25日移動平均線を上回った。 個別では、メルカリ<4385>が週間で7.0%高、サンバイオ<4592>が同8.5%高、そーせいグループ<4565>が同4.2%高とマザーズ時価総額上位は全般堅調。サンバイオは外資系証券の新規レーティング付与が観測されている。売買代金上位ではロゼッタ<6182>などが買われ、チームスピリット<4397>は大幅高。また、中村超硬<6166>は「ナノゼオライト」成功認定を材料視した買いが続き、週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、霞ヶ関キャピタル<3498>は利益確定売り優勢で、エディア<3935>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力もワークマン<7564>が同1.2%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同0.8%高としっかり。売買代金上位ではUTグループ<2146>などが買われた。また、新興市場にも半導体株高の流れが波及し、栄電子<7567>が週間のジャスダック上昇率トップ。「量子コンピューター」関連とされる銘柄への関心も高まり、YKT<2693>などが大幅高となった。反面、前の週に上場した浜木綿<7682>は換金売りに押され、ホーブ<1382>などが下落率上位に顔を出した。IPOではインティメート・マージャー<7072>が公開価格の約2.1倍となる初値を付けた。BASE<4477>は初値こそ公開価格を下回ったものの、その後の値動きは比較的堅調だった。 今週の新興市場は、決算等を受けた個別物色中心の相場展開となりそうだ。新興市場でも決算発表が本格化し、物色の手掛かり材料となるだろう。ただ、東証1部銘柄の値幅が大きくなっているため、個人投資家の関心が新興市場銘柄に向かいにくい状況は続きそうだ。マザーズ指数が870pt台に位置する75日移動平均線水準まで戻す場面では、目先の利益を確定する売りも出やすいと考えられる。 今週は、10月28日にアンジェス<4563>、弁護士ドットコム<6027>、29日にセプテーニ・HD<4293>、30日にニューフレアテクノロジー<6256>、31日にユナイテッド<2497>、セリア<2782>、ドリコム<3793>、santec<6777>、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>、11月1日に手間いらず<2477>、オンコリスバイオファーマ<4588>などが決算発表を予定している。直近ではセプテーニ・HD、手間いらずなどで業績面への評価が高い。 IPO関連では、セルソース<4880>など4社が新規上場する。再生医療関連のバイオベンチャーであるセルソースや、教育融合型人材紹介サービスのジェイック<7073>は初値期待が高まっているようだ。光学シート等を手掛け東証2部上場の恵和<4251>、婦人靴の企画・販売で公開規模がやや大きいダブルエー<7683>は穏当な初値形成が見込まれている。 《FA》
関連銘柄 32件
1382 東証スタンダード
2,200
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-15(-0.68%)
時価総額 1,676百万円
洋菓子メーカーなどに国産イチゴを供給。夏秋期に収穫できる自社品種に強み。クリスマス需要のある2Qが商盛期。馬鈴薯の生産販売も。24.6期上期は残暑の影響で自社品種の出荷数量が足踏み。ただ販価上昇で増収に。 記:2024/02/07
2146 東証プライム
3,310
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-115(-3.36%)
時価総額 133,602百万円
製造業派遣・請負が柱。構造改革支援や技術者派遣も。24.3期3Q累計は半導体業界向けが停滞。だが株式報酬費用解消などで増益に。中計では26.3期に営業益2.2億円目指す。還元方針を配当性向6割目安に変更。 記:2024/03/11
2477 東証スタンダード
3,150
4/25 15:00
-110(-3.37%)
時価総額 20,412百万円
複数の宿泊サイトを一元管理する宿泊施設向けシステムを展開。比較サイトのインターネットメディア事業も。新型コロナの影響緩和で宿泊需要は回復。アプリケーションサービス事業は堅調。24.6期2Qは増収増益。 記:2024/04/07
2497 東証グロース
830
4/25 15:00
-6(-0.72%)
時価総額 33,543百万円
ネット広告が主力。オンラインプログラミング教室に注力中。スマホアプリ開発やベンチャー投資も。24.3期3Q累計はネット広告が足踏み。だがメルカリ株売却などで前年同期以上の株売却益を計上し、小幅営業増益に。 記:2024/04/16
2693 東証スタンダード
276
4/25 15:00
-1(-0.36%)
時価総額 3,286百万円
電子部品実装機や工作機械、光電子装置を扱う専門商社。パナソニックや欧州企業からの仕入が多い。23.12期は想定以上に納入が進み計画ほど収益が落ち込まず。24.12期は上期まで販売低調も下期に上向く見通し。 記:2024/02/15
2782 東証スタンダード
2,794
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+40(1.45%)
時価総額 211,897百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。1998店舗展開。直営店61店舗を新規出店。24.3期2Qは増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/16
3498 東証プライム
14,850
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-450(-2.94%)
時価総額 141,758百万円
不動産投資会社。物流施設やアパートメントホテル、自然エネルギー施設等の不動産コンサルティング、ファンド運用を行う。不動産販売、不動産コンサルティングともに売上伸びる。24.8期1Qは大幅増収増益。 記:2024/01/27
3793 東証グロース
1,024
4/25 15:00
+11(1.09%)
時価総額 29,829百万円
ソーシャルアプリケーションプロバイダー。PC・モバイルなどのゲーム事業、広告・メディア事業がコアビジネス。24.3期3Qはメディア事業が増収。DREノベルス、DREコミックスの刊行開始などが寄与。 記:2024/03/31
3935 東証グロース
356
4/25 15:00
+3(0.85%)
時価総額 2,182百万円
ライトノベルやコミックを紙・電子書籍で出版。自社IP活用のゲームやグッズも。24.2期3Q累計は出版好調。だが好採算のスポットライセンス案件減を主因にIP関連の利益が足踏み。通期では増収増益・初配を計画。 記:2024/02/07
4251 東証プライム
1,074
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時価総額 20,682百万円
高機能フイルムメーカー。成膜や積層、塗布技術を基に、光拡散フィルムや高機能光学フィルム、農業用フィルムなどを展開。23.12期通期は生活・環境イノベーション事業が黒字転換。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/25
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437
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+2(0.46%)
時価総額 92,242百万円
大手インターネット広告代理店。デジタル広告の販売と運用、マーケティング支援等が主力。就職・採用プラットフォーム事業等も。デジタルマーケティング事業は既存案件が拡大。23.12期通期純利益は会社計画超過。 記:2024/03/04
4385 東証プライム
1,783.5
4/25 15:00
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国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4397 東証グロース
379
4/25 15:00
-6(-1.56%)
時価総額 6,172百万円
勤怠管理や経費精算、工数管理を一体化したクラウドサービスを展開。解約がない限り売上が積み上がる収益構造を構築。大手人材派遣会社の受注などが寄与し、契約ライセンス数は純増。24.8期1Qは2桁増収。 記:2024/01/28
4477 東証グロース
268
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時価総額 30,013百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4563 東証グロース
49
4/25 15:00
±0(0%)
時価総額 8,753百万円
大阪大医学部発のバイオベンチャー。遺伝子医薬やDNAワクチンのバイオ医薬品を開発。受託数の順調増で手数料収入は伸長。研究開発費は減少。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収、損益改善計画。 記:2024/03/05
4565 東証プライム
1,495
4/25 15:00
-13(-0.86%)
時価総額 122,475百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。契約一時金及びマイルストン収入は伸び悩む。23.12期通期は医薬品販売が増収。M&A効果等が寄与。 記:2024/02/13
686
4/25 15:00
-16(-2.28%)
時価総額 13,914百万円
ウイルス遺伝子改変技術を用いてがん治療薬を開発する「ウイルス創薬」バイオベンチャー。テロメライシンは富士フイルム富山化学と国内販売提携契約を締結。研究開発費は増加。23.12期通期は米国売上が増加。 記:2024/02/25
4592 東証グロース
413
4/25 15:00
-9(-2.13%)
時価総額 28,344百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4880 東証プライム
1,517
4/25 15:00
-9(-0.59%)
時価総額 28,345百万円
再生医療が柱のバイオベンチャー。変形性膝関節症治療向け脂肪・血液由来の組織・細胞加工受託サービスが主力。エクソソーム製剤の事業化にも注力。化粧品原料や卵子凍結保管受託サービスを強化育成。1Qは増収確保。 記:2024/03/29
6027 東証グロース
2,856
4/25 15:00
-127(-4.26%)
時価総額 63,626百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
6166 東証グロース
321
4/25 15:00
-3(-0.93%)
時価総額 3,538百万円
特殊精密部品や化学繊維用紡糸ノズル、工作機械向け耐摩工具、不織布製造装置などを展開。ナノサイズゼオライトも事業領域。ダイヤモンドワイヤの製造技術に定評。実装機用ノズルの受注停滞で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/22
6182 東証グロース
960
4/25 15:00
-46(-4.57%)
時価総額 10,260百万円
AI活用の機械翻訳サービスを提供。人による従来型翻訳・通訳、メタバース事業なども手掛ける。導入企業数は6000社超。費用最適化による利益率の改善等で、AI事業は収益好調。24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/03/05
6256 JQスタンダード
11,780
3/27 15:00
+100(0.86%)
時価総額 134,893百万円
電子ビームマスク描画装置やマスク検査装置等の製造・販売を手掛ける。東芝グループ。マルチビーム描画装置等に集中投資。中国地域は拡大基調。東芝デバイス&ストレージ等がTOB実施。20.3期2Qは小幅増収。 記:2019/12/29
3,810
4/25 15:00
-90(-2.31%)
時価総額 366,960百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6777 東証スタンダード
4,850
4/25 15:00
-120(-2.41%)
時価総額 58,011百万円
光通信機器部品を製造・販売。光通信機器の評価・検査装置も手掛ける。海外売上比率は7割超。光測定器関連事業は堅調。光通信用光測定器は中国等で販売増。24.3期3Qは2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/16
1,084
4/25 14:50
-25(-2.25%)
時価総額 3,524百万円
データマネジメントプラットフォーム最大手。マーケティング支援や成果報酬型ディスプレイ広告等を手掛ける。マーケティング支援は単価改善。Performance DMPは好調続く。24.9期1Qは小幅増収。 記:2024/02/26
7073 東証グロース
1,936
4/25 15:00
+26(1.36%)
時価総額 1,791百万円
教育融合型の就職支援を展開。フリーターや内定取得遅れ学生の支援に強み。24.1期3Q累計は前期M&Aの貢献などで新卒支援が拡大。だが集客コスト増や人件費増が利益の重石に。今年2月にシステム開発会社を取得。 記:2024/02/07
1,052
4/25 15:00
-27(-2.5%)
時価総額 64,764百万円
投資会社。航空機や船舶、コンテナのリースや販売を中心に金融商品を組成、中堅、中小企業に販売する。航空機のパーツやコンバージョン、太陽光発電所も手掛ける。23年12月期は商品出資金販売が拡大、収益をけん引。 記:2024/02/29
7564 東証スタンダード
3,915
4/25 15:00
-20(-0.51%)
時価総額 320,431百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
7567 東証スタンダード
489
4/25 15:00
+1(0.2%)
時価総額 2,489百万円
産業用電子部品・電子機器を扱う専門商社。半導体製造装置業界向けに強み。メーカー・仕入先、協力工場と連携し、試作から量産までのワンストップ体制を構築。受注が低調に推移し、24.3期3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/26
7682 東証スタンダード
4,475
4/25 15:00
-110(-2.4%)
時価総額 9,644百万円
外食チェーン。中国料理レストラン「浜木綿」や「四季亭」、「桃李渓」、中華食堂「はまゆう」を東海中心に展開。40店舗展開。中国食堂はまゆう野並店を新規出店。増収効果等により、24.7期1Qは黒字転換。 記:2024/01/16
7683 東証グロース
2,195
4/25 14:58
-7(-0.32%)
時価総額 20,918百万円
婦人靴が主軸の製造小売り。駅ビルや大型SCに出店。EC販売も。「ORiental TRaffic」などのブランドを展開。グループ店舗数は231店舗。客足の回復等が売上寄与。24.1期3Qは大幅増益。 記:2024/03/05