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前場に注目すべき3つのポイント~テクニカル面ではいったんリバウンドのタイミング

2019/10/1 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~テクニカル面ではいったんリバウンドのタイミング 1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:テクニカル面ではいったんリバウンドのタイミング ■前場の注目材料:川重、20/3期業績下方修正、営業利益560億円←720億円 ■UACJ、成長から収益重視へ転換、22年度めど210億円改善 ■テクニカル面ではいったんリバウンドのタイミング 1日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い先行も、次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。9月30日の米国株式相場は上昇。米財務省報道官が中国企業の米株式市場での上場廃止を検討しているとの先週の報道を否定し、買いが先行。中国政府が10月の米中高官協議の具体的な日程に言及したほか、同国企業に対して米国産大豆を報復関税なしに購入することを認めたことが伝わり、米中貿易摩擦を巡る懸念が和らぐ格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の21865円。円相場は1ドル108円00銭水準で推移している。 一先ず米株高が安心感につながりそうだが、トランプ政権が中国企業の米株式市場での上場廃止などを協議しているとの報道については、昨日の段階で既に、クローリー報道官が、計画は今のところないとの見解を示したことが伝えられていたこともあり、織り込み済みではある。その為、買い先行で始まったとしても積極的なリバウンド狙いの動きは期待しづらいだろう。 また、シェアオフィス事業を手がけるウィーワークは、新規株式公開(IPO)計画の撤回を表明している。想定されていたことではあろうが、ソフトバンクG<9984>が重石になりそうである。もっとも、米中貿易摩擦を巡る懸念が和らいでいることもあり、中国関連への見直し余地はありそうだ。機械セクターなどへのリバウンドが見られるようだと、センチメントを明るくさせよう。 テクニカル面では、日経平均は連日で下ヒゲを残す格好であり、底堅さは意識されている。しかし、上値を切り下げているため、足元の上昇に対する調整といった見方になりやすく、次第に25日線辺りまでの調整が意識されてくる可能性もあるため、7月の抵抗水準であり、現在の支持線として意識される21700円の水準からのリバウンドは理想的である。 物色としては、個別に材料の出ている銘柄への持続的な物色がみられている。一極集中的な動きともみられるが、持続性が見られている点については、センチメント改善につながるだろう。一方で、決算修正の動きが出てきており、上方修正・下方修正には極端に反応しやすいだろう。 ■川重、20/3期業績下方修正、営業利益560億円←720億円 川重<7012>は2020年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の720億円から560億円に下方修正。コンセンサス(660億円程度)を下回る。建機用油圧機器と半導体製造装置向けの産業用ロボットの販売が苦戦。中国で需要の伸びが鈍化しており、現地メーカーの生産調整の影響が出る。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(26916.83、+96.58) ・ナスダック総合指数は上昇(7999.34、+59.71) ・シカゴ日経225先物は上昇(21865、大阪比+145) ・1ドル108円00-10銭 ・SOX指数は上昇(1558.75、+15.88) ・VIX指数は低下(16.24、-0.98) ・米長期金利は低下 ・株安局面での自社株買い ・日銀のETF購入 ・UACJ<5741>成長から収益重視へ転換、22年度めど210億円改善 ・住友化<4005>南米農薬事業を700億円で買収、一貫体制構築 ・カゴメ<2811>次期社長「業務用商品を拡充」、収益基盤強化で方針 ・ソフトバンク<9434>端末購入契約から“半額”の文言消える、消費者庁指摘で ・三和HD<5929>LIXIL鈴木など完全子会社化、シナジー創出 ・住友重<6302>英インバーターメーカー買収、変減速機と一体提供 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 8月有効求人倍率(予想:1.59倍、7月:1.59倍) ・08:30 8月失業率(予想:2.3%、7月:2.2%) ・08:50 9月調査日銀短観・大企業製造業DI(予想:1、6月:7) ・08:50 9月調査日銀短観・大企業非製造業DI(予想:20、6月:23) ・08:50 9月調査日銀短観・大企業全産業設備投資(前年度比予想:+7.0%、6月:+7.4%) <海外> ・中国休場(国慶節、7日まで) ・香港休場(国慶節) 《SF》
関連銘柄 8件
2811 東証プライム
3,662
3/28 15:00
-28(-0.76%)
時価総額 345,572百万円
大手加工食品メーカー。野菜飲料とトマト調味料に強く、野菜飲料は国内シェア約60%。自社ブランドの生鮮トマト生産に加え、海外で業務用トマトソースやトマト加工品も展開。国際事業伸長し、23.12期は利益急伸。 記:2024/02/23
4005 東証プライム
328.3
3/28 15:00
-10.5(-3.1%)
時価総額 543,619百万円
総合化学大手。農薬や電池材料に強み。サウジ、シンガポールに石化合弁。24.3期上期は世界景気停滞を受けて石化製品や機能材料の需要が振るわず。農薬需要低迷によるメチオニンの採算悪化も利益の重石に。減損特損。 記:2024/01/15
5741 東証プライム
4,315
3/28 15:00
-30(-0.69%)
時価総額 208,535百万円
アルミニウムメーカー。アルミニウム圧延品の国内シェアトップ。アルミニウム板製品の生産能力は世界トップクラス。アルミ圧延品事業は収益伸長。販売数量は伸び悩むが、価格改定が寄与。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/22
5929 東証プライム
2,633
3/28 15:00
-44.5(-1.66%)
時価総額 608,223百万円
国内最大のシャッター・ドアメーカー。軽量シャッターやガレージドアに強み。M&Aで欧米拡大。24.3期3Q累計は再開発案件や工場建設を追い風に国内が好調。米国の採算改善も利益に効く。通期連続最高業績を計画。 記:2024/03/09
6302 東証プライム
4,745
3/28 15:00
-56(-1.17%)
時価総額 583,184百万円
大手機械メーカー。減・変速機やモータに加え、プラスチック加工機械、油圧ショベル、建設用クレーン等を製造、販売する。建設用クレーンの国内シェア40%。今期3Q累計は減・変速機や油圧ショベル等の受注残が寄与。 記:2024/01/07
7012 東証プライム
4,955
3/28 15:00
+1(0.02%)
時価総額 832,054百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
9434 東証プライム
1,941
3/28 15:00
-86(-4.24%)
時価総額 9,291,848百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04
9984 東証プライム
8,962
3/28 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10