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*16:06JST 日経VI概況：上昇、米中貿易協議の行方に対する警戒感解けず 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は9月2日、先週末比+0.31pt（上昇率1.71％）の18.41ptと上昇した。なお、高値は19.13pt、安値は18.24pt。今後の米中貿易協議の具体的な日程がまだ決まっていないこともあり、同問題に対する市場での警戒感は根強く、本日の日経平均は下落スタート。これに伴うかたちで日経VIも大きく上昇して始まった。しかし、結局、寄り付きの値を高値とし、その後は、日経平均がこう着感の強い展開をみせるなかで次第に上げ幅を縮小していき、後場から大引けにかけては狭いレンジでの小動きとなった。 【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《FA》