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*18:17JST 米国株見通し：世界的な金融緩和の広がりを好感 S&P500先物　 3023.25（+ 1.75）　（18:00現在） ナスダック100先物　 8023.50（-14.50）　（18:00現在） 　18時00分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は高安まちまち。NYダウ先物は40ドル高程度で推移している。欧州株式市場はほぼ全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比0.30ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、25日の米株式市場は買い優勢気味に始まりそうだ。 　豪準備銀行のロウ総裁が追加刺激策に言及したほか、本日の欧州中央銀行（ECB）理事会でも追加緩和が示唆される可能性があり、買い材料になるとみられる。また、中国商務省が「米中の交渉担当者が7月30、31両日に会合」、「一部の企業が米農産品で購入契約を結ぶ見通し」と発表したことも好感されよう。NY原油先物は、米国の原油生産量減少で買いも、ユーロ安・ドル高進行による割高感が引き続き圧迫し、もみ合い展開が見込まれる。 　本日発表となる米国の経済指標は、6月耐久財受注速報値、先週分新規失業保険申請件数、6月卸売在庫速報値。なかでも耐久財受注速報値はプラス転換予想だが、コア(輸送用機除く)や製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)は鈍化やマイナス転落が予想されており、株式市場にはややネガティブな材料になる可能性がある。決算発表は、コムキャスト、アマゾン、アルファベットなどが予定されている。 《KK》