マーケット
3/29 10:45
40,376.62
+208.55
39,807.37
+47.29
暗号資産
FISCO BTC Index
3/29 11:05:22
10,712,725
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~期待ある程度織り込み決算迎える

2019/7/24 12:45 FISCO
*12:45JST 後場に注目すべき3つのポイント~期待ある程度織り込み決算迎える 24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、期待ある程度織り込み決算迎える ・ドル・円はもみ合い、株高継続で円売りも ・値上がり寄与トップは、ファナック<6954>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は続伸、期待ある程度織り込み決算迎える 日経平均は続伸。107.99円高の21728.87円(出来高概算4億8000万株)で前場の取引を終えている。 23日の米株式市場でNYダウは177ドル高と続伸。コカ・コーラなど主要企業の決算が好感されて買いが先行し、債務上限引き上げで与野党が合意したことや米中通商協議の進展期待が高まったことも支援材料となった。時間外取引では半導体大手テキサス・インスツルメンツが市場予想を上回る決算を発表して上昇。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで106円高からスタートした。前日に続きソフトバンクG<9984>や半導体関連株、電子部品株が買われたが、前週末からの株価上昇で上値余地は乏しいとみる向きもあり、前場の日経平均は21700円近辺でもみ合う展開となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割強、対して値下がり銘柄は4割ほどとなっている。 個別では、売買代金トップのソフトバンクGや東エレク<8035>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、村田製<6981>などが堅調。ソフトバンクGは傘下のファンドを通じて出資する米ウィーワークが9月にも上場すると報じられている。半導体関連株ではSUMCO<3436>やアドバンテス<6857>、電子部品株では太陽誘電<6976>が大きく上昇。ルネサス<6723>は7%超と急伸し、東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、日本電産<6594>は小幅に下落。第1四半期決算を発表した東製鉄<5423>、7月既存店売上高が2ケタ減収となったしまむら<8227>は揃って3%近く下落した。決算発表銘柄ではキヤノンMJ<8060>も下げが目立つ。また、ベクトル<6058>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、海運業、鉱業、電気機器などが上昇率上位。反面、水産・農林業、建設業、電気・ガス業などが下落率上位だった。 前日からのソフトバンクG及び景気敏感株の買いが続き、日経平均は3ケタの上昇で前場を折り返した。ただ、前日と異なって寄り付き後の伸びは限定的で、前場の上下の値幅は63円ほどにとどまった。7月前半のもち合いレンジ上限(2日高値21784.22円、取引時間中)に接近し、一段の上値追いには慎重となりやすいところだろう。足元強い値動きを見せている半導体関連株を個別に見ると、アドバンテスが年初来高値を更新。東エレクも高値に接近している。これに伴い貸株の増加が顕著となっており、高値警戒感から売りも出ているようだ。また、しまむらの7月既存店売上高を見ると、小売セクターでは衣料品を中心に天候不順の影響が懸念される。 半導体関連株の株価位置は、5月以降に高まった米中摩擦への懸念がほぼ払拭し、今下期からの業績回復期待も再び織り込みつつある水準と捉えられる。こうした期待による買いと警戒感による売りがたまっているだけに、決算発表後の株価の振れはかなり大きくなる可能性がある。前場の東証1部売買代金は9000億円弱で、大方の投資家は決算内容を見極めたいとの思惑から模様眺めムードのようだ。本日の信越化<4063>、日本電産、キヤノン<7751>などを皮切りに、4-6月期決算発表が本格化する。 ■ドル・円はもみ合い、株高継続で円売りも 24日午前の東京市場でドル・円はもみ合い。日本株や中国株の堅調地合いを手がかりに円売り基調を維持し、ドルは108円前半で推移した。 ドル・円は108円前半を中心に方向感の乏しい値動きとなった。ユーロやポンドなど欧州通貨の弱含みでドルが小幅に押し上げられた。また、日経平均株価や上海総合指数の堅調地合いが円売りに振れ、ドルは下値が堅い。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持し、目先の日本株高継続への期待感から引き続き円売りに振れやすいもよう。ただ、米株式先物はまちまち、米10年債利回りは横ばいとなり、積極的なドル買いは手控えられそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円12銭から108円28銭、ユーロ・円は120円54銭から120円71銭、ユーロ・ドルは1.1143ドルから1.1152ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・タツミ<7268>やイメージ情報開発<3803>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ファナック<6954>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・ペロシ米下院議長 「予算合意案の下院可決に十分な賛成票が得られるだろう」 【経済指標】 ・NZ・6月貿易収支:+3.65億NZドル(予想:+1.00億NZドル、5月:+2.64億NZドル) <国内> ・14:00 5月景気動向指数・先行改定値(速報値:95.2) <海外> ・16:30 独・7月製造業PMI速報値(予想:45.2、6月:45.0) ・16:30 独・7月サービス業PMI速報値(予想:55.3、6月:55.8) ・英新首相就任 ・日米貿易実務者協議(26日まで、ワシントン) ・米・モラー前特別検察官が下院委員会で証言 《HH》
関連銘柄 21件
3436 東証プライム
2,383.5
3/29 10:39
+2(0.08%)
時価総額 834,642百万円
半導体シリコンウエハー専業メーカー。住友と三菱のシリコンウエハ事業の統合により創業。海外売上高比率が高い。日本は売上伸び悩むが、米国や台湾などは売上増。特別利益計上。23.12期3Qは2桁最終増益。 記:2024/01/06
3803 東証グロース
466
3/29 10:32
±0(0%)
時価総額 969百万円
システム開発会社。金融や製造業等のシステム構築や運用をBPOサービスで提供。IT関連機器やソフトウエア等の販売も。BPOサービスは売上好調。会員管理サービスの新規受注等が寄与。24.3期3Qは損益改善。 記:2024/02/23
4063 東証プライム
6,558
3/29 10:39
-48(-0.73%)
時価総額 13,274,199百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
5423 東証プライム
1,655
3/29 10:37
+1(0.06%)
時価総額 256,631百万円
大手電炉メーカー。鉄スクラップをリサイクルし、鉄鋼製品を製造、販売。建設分野向けなどにH形鋼や電炉ホットコイル等を提供。その他地域は売上伸長。24.3期3Q累計は増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/03/04
6058 東証プライム
1,176
3/29 10:36
+6(0.51%)
時価総額 56,373百万円
大手PR会社。PRのプランニングから実行まで行う。プレスリリース配信やダイレクトマーケティング等をワンストップで提供。プレスリリース配信事業は堅調。関係会社株式売却益を計上。24.2期3Qは最終増益。 記:2024/02/02
6594 東証プライム
6,155
3/29 10:39
-69(-1.11%)
時価総額 3,670,128百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・商業・産業向けモーターに加え機器装置や電子・光学部品を展開。M&Aにより多分野での世界首位に意欲。産業・インフラ系需要の好調もあり、中間期は増収増益。 記:2023/12/27
2,631
3/29 10:39
-53(-1.97%)
時価総額 5,147,362百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6758 東証プライム
13,000
3/29 10:38
+70(0.54%)
時価総額 16,394,066百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
6,732
3/29 10:39
+37(0.55%)
時価総額 5,157,850百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
6954 東証プライム
4,188
3/29 10:39
-32(-0.76%)
時価総額 4,227,983百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。24.3期2Qはロボット部門が増収。欧米はEV関連向け、一般産業向けともに堅調。 記:2023/12/11
6976 東証プライム
3,641
3/29 10:39
+70(1.96%)
時価総額 474,124百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,830
3/29 10:39
-4.5(-0.16%)
時価総額 5,737,664百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7203 東証プライム
3,807
3/29 10:39
+1(0.03%)
時価総額 62,111,156百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7268 東証スタンダード
362
3/29 10:23
-2(-0.55%)
時価総額 2,172百万円
自動車部品メーカー。自動車の電装品やブレーキ部品、トランスミッション部品等を手掛ける。冷間圧造と機械加工に強み。日本、米州は売上堅調。自動車生産台数の回復などにより、24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/24
7751 東証プライム
4,530
3/29 10:39
+29(0.64%)
時価総額 6,041,946百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
7974 東証プライム
8,216
3/29 10:39
-43(-0.52%)
時価総額 10,670,037百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
39,470
3/29 10:39
+210(0.53%)
時価総額 18,615,355百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
4,434
3/29 10:39
-14(-0.31%)
時価総額 581,209百万円
国内でキヤノン製品を販売。SIや保守・運用などのITサービスに力注ぐ。24.12期はオフィス複合機や半導体関連装置の増販を想定。企業向けSIも伸長する見込み。前期買収の旧TCSも上乗せ。連続最高益を計画。 記:2024/03/10
8227 東証プライム
8,621
3/29 10:37
+3(0.03%)
時価総額 636,463百万円
衣料量販店「ファッションセターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」も展開。アプリ会員は500万人超。品揃え拡充や地域対応強化が奏功し3Q累計は増収増益。 記:2024/01/26
9983 東証プライム
47,190
3/29 10:39
+480(1.03%)
時価総額 15,016,849百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,958
3/29 10:39
-4(-0.04%)
時価総額 15,434,222百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10