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前場に注目すべき3つのポイント~しばらくは個別材料での物色が中心に

2019/7/17 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~しばらくは個別材料での物色が中心に 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:しばらくは個別材料での物色が中心に ■前場の注目材料:ザイン、2Q業績修正 営業損失は2.18億円から9400万円に上方修正 ■グリコ、液体ミルク、子育て世代に好評、当初計画の3倍出荷も ■しばらくは個別材料での物色が中心に 17日の日本株市場は、こう着ながらもやや弱含みの相場展開になりそうだ。16日の米国市場は決算発表本格化で模様眺めムードが強い中、トランプ米大統領が、自分が望めば中国からの輸入品に追加関税を課すことができるとあらためて述べたことが嫌気された。また、原油相場の下落なども重石となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の21475円。円相場は1ドル108円20銭台で推移している。 NYダウは23ドル安と小幅な下落ではあるが、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から支持線として意識されている21500円を割り込んでの推移となる可能性があるため、売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうである。昨日の日経平均は5日線を挟んでのこう着感の強い相場展開が続いた。テクニカル面では25日線、75日線が支持線として意識されやすいが、5日線に抑えられる動きが続くようだと、25日線、75日線辺りが強く意識されてくるだろう。そのため、引き続き節目の21500円処での底堅さを見極めたいところではある。 米国ではゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ等、金融株の決算が発表された。ゴールドマン、JPモルガンは上昇する一方で、ウェルズ・ファーゴは下落しており、中立要因になる。決算内容を見極めたいとの模様眺めムードも強かったとみられるが、決算への期待感は高まっていないこともあり、決算内容というよりは通過材料といった格好になりそうである。 方向感の掴みづらい相場環境の中ではあるが、昨日は決算などを手掛かりとした中小型株の一角への資金集中がみられている。また、材料が出ていたそーせい<4565>は、14%を超える上昇をみせている。商いの膨らみづらい需給状況ではあるが、個人主体の物色意欲は根強く、しばらくは個別材料での物色が中心になりやすいだろう。 その他、今週末に迫った参院選については、自民、公明両党は改選124議席の過半数63議席を超える勢いをみせているとの世論調査の結果が伝えられている。安定政権運営への期待にもつながりそうであり、次第に政策に絡んだ物色も意識されてくる可能性がありそうだ。 ■ザイン、2Q業績修正 営業損失は2.18億円から9400万円に上方修正 ザイン<6769>は、第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は前回発表予想の19.92億円から20.97億円、営業損失は2.18億円の赤字から9400万円の赤字に上方修正している。売上高がLSI事業で前期比減少した一方、前期末にM&Aを行い抜本的に強化したAIOT事業(AI/IoTやモバイル通信を含むシステム・ソリューション提供事業)が順調に推移した。 ■前場の注目材料 ・1ドル108円20-30銭 ・日銀のETF購入 ・日銀追加金融緩和への期待 ・株安局面での自社株買い ・米早期利下げ観測 ・グリコ<2206>液体ミルク、子育て世代に好評、当初計画の3倍出荷も ・みずほ<8411>新システム全面稼働、信頼回復大きく前進 ・GSIクレオス<8101>深遠商事へ出資、プラスチック再生参入 ・島津製<7701>水中光無線通信、空と陸にも展開 ・帝人<3401>低速EVを軽量化、豪社と要素技術開発へ ・宇部興<4208>タイ増強、PCDの年生産能力、現行比2倍の年8000トンに ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 8件
2206 東証プライム
4,233
3/29 15:00
+13(0.31%)
時価総額 289,829百万円
大手菓子メーカー。チョコレートやクッキー、ビスケット等の菓子の製造、販売に加え、飲料やアイスクリーム、カレー等の加工食品、乳製品等を提供する。今期3Q累計は海外が伸長するなど、全部門が堅調に推移した。 記:2023/12/27
3401 東証プライム
1,410
3/29 15:00
+39.5(2.88%)
時価総額 279,115百万円
合繊大手。炭素繊維は世界2位。アラミド繊維に加え、痛風治療薬フェブリクや在宅医療機器などヘルスケア領域に強み。24.3期2Qは繊維・製品事業が増益。北米、中国向けテキスタイル・衣料品の販売等が堅調。 記:2024/01/15
4208 東証プライム
2,726.5
3/29 15:00
+37.5(1.39%)
時価総額 289,554百万円
柱の化学は原料から一貫生産のナイロン樹脂に強み。有機EL関連素材や電池材料、機械も。セメントは持分法化。分離膜事業はバイオガス関連用途中心に需要増。持分法による投資利益計上。24.3期2Qは経常黒字転換。 記:2024/01/15
4565 東証プライム
1,662
3/29 15:00
+41(2.53%)
時価総額 136,156百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。契約一時金及びマイルストン収入は伸び悩む。23.12期通期は医薬品販売が増収。M&A効果等が寄与。 記:2024/02/13
6769 東証スタンダード
1,114
3/29 15:00
-2(-0.18%)
時価総額 13,747百万円
半導体ファブレスメーカー。高速インターフェイスLSIやカメラソリューション、通信モジュール、AI・IoTソリューションを展開。使い捨て4K内視鏡が米FDAクリアランスを取得。先行投資傾注で3Q累計は一服。 記:2023/12/27
7701 東証プライム
4,230
3/29 15:00
+27(0.64%)
時価総額 1,252,376百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。新ヒト腸管を人工的に再現した「腸内細菌共培養デバイス」を育成。計測機器事業の好調と円安進行で、中間期は増収・営業増益。 記:2023/12/23
8101 東証プライム
2,423
3/29 15:00
+55(2.32%)
時価総額 30,602百万円
繊維事業が主力の商社。半導体・化成品や工業材料、ホビー商材を手掛け、「MR.HOBBY」など自社ブランドに強み。高分子材料を用いた有機薄膜太陽電池を育成。ファイバーやアウターの好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
3,046
3/29 15:00
+58(1.94%)
時価総額 7,734,556百万円
3メガ銀の一角。傘下に銀行、信託、証券など。配当性向40%は目安。連結総自己資本比率は15.86%。消費者ローン残高は足踏み。資金運用収益や役務取引等収益の増加などにより、24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2023/12/10