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*08:28JST NY債券：強含み、米雇用が17年9月以降で最小の伸び 8日の米国長期債相場は強含み。米2月雇用統計のネガティブサプライズに失望して利下げ観測も浮上、利回りは低下した。ただ、株式市場の下げ止まりから、利回りは下げ渋った。米労働省が発表した2月雇用統計で失業率は、3.8％と予想3.9％を下回り、ほぼ50年ぶりの低水準付近を維持した。2月非農業部門雇用者数は前月比+2万人となった。伸びは1月＋31.1万人から鈍化し、2017年9月以降最小の伸びに留まった。過去2カ月間は1.2万人上方修正された。一方で、2月平均時給は前年比+3.4％と、伸びが予想を上回り、2009年4月来10年ぶりの大幅な伸びを記録した。不完全雇用率（U6）は7.3％と、8.1％から低下。2001年3月以降18年ぶり低水準となったことは好感材料となる。 2年債利回りは2.46％(前日比：-1bp)、10年債利回りは2.63％（同比：-1bp)、30年債利回りは3.01％(同比：-2bp)で取引を終えた。 《TN》