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*18:25JST 米国株見通し：世界的な景気減速懸念改めて意識 S&P500先物　 2745.75（- 9.25）　（17:50現在） ナスダック100先物　 7021.50（-34.50）　（17:50現在） 　17時50分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は70ドル安程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.50ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、8日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。 　中国の2月貿易統計で輸出（ドル建て）が前年比20％超減少したことを受けて、世界的な景気減速懸念が改めて意識されている。また、ブランドスタッド駐中国米大使が「米中通商協議の合意は目前ではない」と発言。一方、中国の王毅外相は「中国政府はファーウェイの米国での法的対抗措置を支持」と述べており、米中協議の先行きに不透明感がやや広がる観もある。NY原油先物は、需要後退思惑や割高感から売り優勢の展開が見込まれる。 　本日発表となる米経済指標は、3月雇用統計。農業部門雇用者数は前月から伸び鈍化も、巡航速度並みになるとの予想。また、失業率は低下、平均賃金は上昇が予想され、株式市場にはややポジティブな材料となる可能性がある。 《KK》