マーケット
11/29 15:15
38,208.03
-141.03
44,722.06
-138.25
暗号資産
FISCO BTC Index
11/30 2:26:41
14,630,458
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

NT倍率の修正といった格好でのリバランス【クロージング】

2019/2/4 16:19 FISCO
*16:19JST NT倍率の修正といった格好でのリバランス【クロージング】 4日の日経平均は続伸。95.38円高の20883.77円(出来高概算13億2000万株)で取引を終えた。前週末に発表された米雇用統計が市場予想を上回る良好な結果となり、投資家心理が一段と改善。統計結果を受けて為替市場で円安・ドル高が進行していることも安心感につながった。さらに、トランプ大統領は「米中貿易戦争は近く合意に達する。プロセスは順調だ」と明らかにしたと伝えられていることも、買い戻しに向かわせたようである。ただし、前場半ばに20922.58円まで上げ幅を広げる局面もみられ、後場に入っても20900円に乗せているが、後場は50円程度の狭いレンジでの取引だった。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1800を超えており、全体の9割近くを占めている。セクターでは海運が下落した他は32業種が上昇しており、その他製品、石油石炭、金属製品、鉄鋼の強さが目立っている。指数インパクトの大きいところでは東エレク<8035>、ユニファミマ<8028>、アステラス製薬<4503>、エーザイ<4523>、中外薬<4519>が堅調。一方で、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>が重石。 TOPIXが1%を超える上昇となっており、NT倍率の修正といった格好でのリバランスの流れといったところであろう。ハイテクが相対的に弱く、一方で、素材や金融、医薬品セクターが堅調であり、明日以降もこのリバランスの流れが継続するかを見極める必要がありそうだ。先週はハイテク株の強さが目立っていたが、本日ソニーの下げがセンチメントを悪化させた感はある。ただし、ソニーに対しては強気の見方も根強く、需給調整一巡後の見直しも意識されやすいところである。リバランスの流れとはいえ、日経平均の21000円到達については、ハイテク株の押し上げが必要であろう。 その他、サンバイオ<4592>がストップ安比例配分となった。値幅制限が倍になっているが完全合致とはならず、需給懸念は根強いだろう。とはいえ、好業績に対する物色が活発な他、その他のマザーズ銘柄への物色もみられており、全体の需給悪化懸念から、個別の需給懸念との見方に落ち着いてきている。 《CN》
関連銘柄 9件
4503 東証プライム
1,561.5
11/29 15:30
-10(-0.64%)
時価総額 2,825,789百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4519 東証プライム
6,598
11/29 15:30
-14(-0.21%)
時価総額 11,078,425百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4523 東証プライム
4,670
11/29 15:30
+8(0.17%)
時価総額 1,384,968百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
4592 東証グロース
968
11/29 15:30
+1(0.1%)
時価総額 66,433百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11
6758 東証プライム
3,007
11/29 15:30
-51(-1.67%)
時価総額 18,772,996百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6971 東証プライム
1,473.5
11/29 15:30
-6(-0.41%)
時価総額 2,225,683百万円
大手電子部品メーカー。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。京都府京都市に本社。事業の選択と集中を推進。中計では26.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/10/20
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
23,310
11/29 15:30
-430(-1.81%)
時価総額 10,993,765百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
51,110
11/29 15:30
+10(0.02%)
時価総額 16,264,275百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25