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注目銘柄ダイジェスト(前場):東京個別、UACJ、サインポストなど

2018/12/12 12:25 FISCO
*12:25JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東京個別、UACJ、サインポストなど TOTO<5332>:4065円(+185円) 大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価は5000円としている。消費税増税前の駆込み需要、東京五輪開催前には非住宅建設での取替え及び新設需要発生、中国第2級都市向けの新製品の販売開始で来期は大幅増益が予想されることなどを評価引き上げの背景としている。来期営業利益は市場コンセンサスの543億円を上回る562億円を予想。 東京個別<4745>:1081円(-182円) 急落で下落率トップ。立会外分売の実施を前日に発表しており、目先の需給悪化懸念が先行する形になっているもよう。分売予定株式数は116万株、実施予定期間は12月17日から21日まで。また、分売価格は分売実施日の前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定するとしている。株式の分布状況の改善や流動性向上を図ることが目的としているもよう。 LIXIL G<5938>:1298円(-86円) 大幅続落。大和証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も2500円から1600円に引き下げている。業績動向が想定以上に厳しいこと、ペルマスティリーザ社の売却予定が白紙になったこと、CEO交代によって前CEOが取り組んできた事業革新が道半ばで終わる可能性が出てきたことなどを格下げの背景としている。今期以降の業績予想を下方修正、今期事業利益は従来予想の680億円から480億円としているもよう。 DIC<4631>:3490円(+160円) 大幅反発。前日に日経平均の臨時銘柄入れ替えが発表されている。新日鐵住金<5401>の完全子会社となるため日新製鋼<5413>が上場廃止、日経平均採用除外となることに対応し、新たに同社が新規採用となる。大方の想定通りでサプライズはないものの、地合いの改善もあって今後の需給期待を反映する動きが優勢に。大和証券の試算では、約266万株のインデックスファンドによる買い需要が発生して、インパクトは約6日分とされている。 アスカネット<2438>:1434円(+67円) 大幅に3日ぶり反発。19年4月期第2四半期累計(18年5-10月)の営業利益を前年同期比10.4%増の3.06億円と発表している。パーソナルパブリッシングサービス事業で、スマートフォンで撮影された写真を使ったフォトブックや写真プリントのOEM供給が伸長した。第1四半期(1.1%減の1.39億円)から利益の伸びが加速していることが評価され、買いが集まっている。通期予想は前期比2.2%増の8.06億円で据え置いた。進捗率は38%。 UACJ<5741>:2576円(+250円) 急騰。欧州企業との合弁会社CUAに関して合弁を解消すると前日に発表、買い材料となっている。持分全てを合弁の相手先企業に売却、持分法適用関連会社から除外されることになる。CUAは16年9月より生産を開始しているが、JV体制において効率的な生産が難しく、これまで赤字決算が続いていた。今期は40億円程度の持分法損失が見込まれていただけに、今後の収益改善につながっていくとの期待が先行へ。 ALBERT<3906>:15310円(+480円) 大幅に続伸。KDDI<9433>との資本業務提携契約の締結を決めたと発表している。KDDIはALBERT株9万7700株(発行済株式総数の3.09%)を市場外の相対取引で主要株主から取得する。また、KDDIグループに対しデータ分析支援業務を提供するほか、データ分析支援業務にかかる共同販売及びAIソリューションの共同開発・販売、KDDIグループ社員に対するデータサイエンティスト教育の実施などを行う。 サインポスト<3996>:4675円(+350円) 大幅に3日ぶり反発。従来から東証マザーズ市場の制度信用銘柄に選定されているが、新たに貸借銘柄に選定されたと発表している。選定日は12日。同社は「当社株式の流動性及び需給関係の向上を促進し、売買の活性化と公正な価格形成に資する」とコメントしている。日証金も貸借銘柄に追加した。前日までの続落を受け、値頃感があるとの見方も買いにつながっているようだ。 《ST》
関連銘柄 11件
2438 東証グロース
498
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 8,697百万円
ウェディング向け写真集等のフォトブック事業、葬儀社向け遺影写真加工等のフューネラル事業が柱。遺影写真作成で国内トップ。空中ディスプレイ事業も手掛ける。葬儀業界向けDXサービスは既存契約先の活用が順調。 記:2024/06/09
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(0%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
3996 東証スタンダード
477
11/22 15:30
+2(0.42%)
時価総額 6,101百万円
金融機関等の基幹システム構築・更改のPMO支援などを行うコンサルティング事業が主力。コンパクトPOSセルフレジ「EZレジ」等のイノベーション事業も。コンサル事業は受注順調。DX伴走支援サービスを開始。 記:2024/06/09
4631 東証プライム
3,244
11/22 15:30
+45(1.41%)
時価総額 308,689百万円
1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
4745 東証スタンダード
396
11/22 15:30
-2(-0.5%)
時価総額 21,499百万円
首都圏中心に個別指導塾「東京個別指導学院」等を展開。科学教室や文章表現教室も。ベネッセグループ。完全オーダーメイドの個別指導が強み。生徒数は底打ち傾向。設備費用などが重し。中学受験にも注力へ。 記:2024/10/02
5332 東証プライム
4,027
11/22 15:30
-15(-0.37%)
時価総額 712,702百万円
水まわり住宅総合機器メーカー。1917年創立。福岡県北九州市に本社。国内トイレ市場首位。レストルーム、バス、キッチン、洗面商品等の製造・販売を行う。日本住設事業ではサステナブル高付加価値商品の提案を強化。 記:2024/10/08
5401 東証プライム
3,125
11/22 15:30
+12(0.39%)
時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5413 東証1部
1,258
12/25 15:00
-77(-5.77%)
時価総額 138,184百万円
高炉メーカー。新日鐵住金傘下。表面処理鋼板など薄板部門に特化。ステンレスや表面処理など高い技術力が強み。売上原価等は増加。台風21号等の影響で一部設備が損傷。操業停止等もあり、19.3期2Qは業績苦戦。 記:2018/11/24
5741 東証プライム
5,600
11/22 15:30
+150(2.75%)
時価総額 270,637百万円
古河スカイと住友軽金属工業の経営統合で2013年に誕生。アルミニウム圧延品で国内生産量トップ。東洋製罐等が主要取引先。25.3期は缶材、自動車材等の売上数量増を見込む。28.3期売上高1兆500億円目標。 記:2024/06/28
5938 東証プライム
1,769.5
11/22 15:30
+11.5(0.65%)
時価総額 508,448百万円
住宅設備機器メーカー大手。トステム、INAX、新日軽等が統合して誕生。水廻り設備や金属製建材に強み。住宅窓サッシで国内トップシェア。リフォーム関連製品は売上順調。循環型素材「レビア」の拡販等に取り組む。 記:2024/06/11
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(0.7%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04