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前場に注目すべき3つのポイント~ディフェンシブ株やテーマ性のある中小型株にシフト

2017/5/18 8:29 FISCO
*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~ディフェンシブ株やテーマ性のある中小型株にシフト 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ディフェンシブ株やテーマ性のある中小型株にシフト ■外資系証券の注文動向:差し引き140万株の買い越し ■前場の注目材料:関西電力<9503>、高浜原発4号機を再稼働 ■ディフェンシブ株やテーマ性のある中小型株にシフト 18日の日本株市場は波乱含みの展開になりそうだ。17日の米国市場は大幅に下落。トランプ大統領がロシア外相に機密情報を漏洩したとの疑惑や、ロシア高官との接触が疑われたフリン前大統領補佐官に関する捜査終了をFBIに求めたことなどを巡り、弾劾される可能性が浮上し売りが先行。NYダウは370ドルを超える下落となった。報道自体は前日に織り込んでいるものの、これが世界的なリスクオフに向かわせていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比315円安の19455円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好からの、ギャップ・ダウンからのスタートとなる。 売り一巡後の押し目買い意欲の強さを見極めることになるが、トランプ政権に対する不透明感が重しとなり、様子見姿勢が強まりそうである。米国では足元で好調だった半導体株の下げが目立っており、リスクオフの流れが強まったことが窺える。また、円相場が1ドル110円台と円高基調が強まってきている。足元で決算が通過し、保守的な見方からの見直しも意識されていただけに、再び円高への警戒から業績上振れ期待が後退する格好にもなりそうである。 また、日経平均は2万円を目前にこう着が続いていた。過熱を冷ますうえで理想的な調整であったが、マドを空けての大幅下落により、大きなシコリを残す形にもなり、戻り待ちの売り圧力が警戒されやすくなりそうである。物色はディフェンシブ系にシフトしやすいほか、テーマ性のある中小型株での値幅取り狙いの商いが中心になろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き140万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り790万株、買い930万株、差し引き140万株の買い越しとの観測。 05月11日(木):10万株の売り越し 05月12日(金):290万株の買い越し 05月15日(月):740万株の買い越し 05月16日(火):430万株の買い越し 05月17日(水):320万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NY原油は上昇(49.07、+0.41) ・サウジとロシア協調減産延長で合意 ・好業績やテーマ株など物色意欲強い ・英3月失業率(ILO方式)、4.6%で予想下回り堅調 ・南ア3月小売売上高、0.8%増 ・王子HD<3861>、水処理に参入、5年で40ヵ所運用 ・ヤマダ電機<9831>船井電機<6839>製テレビ販売へ ・旭化成<3407>がEV開発、化学素材、車を軽く ・関西電力<9503>、高浜原発4号機を再稼働、1年3か月ぶり ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30  豪・失業率(4月)  5.9%  5.9% ・10:30  中・新築住宅価格(4月) 《HT》
関連銘柄 5件
3407 東証プライム
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時価総額 1,548,658百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
3861 東証プライム
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9/27 15:00
-6.7(-1.15%)
時価総額 586,516百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
6839 東証1部
918
8/25 15:00
+1(0.11%)
時価総額 33,168百万円
液晶テレビ・DVDプレイヤーが主力のデジタル家電メーカー。低価格品が主体。主要顧客はウォルマート。出版会社秀和システムのTOBにより株式非上場化が決定。メキシコ向け液晶テレビ好調もあり、1Qは増収確保。 記:2021/08/03
9503 東証プライム
2,537.5
9/27 15:00
-26.5(-1.03%)
時価総額 2,382,035百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17
9831 東証プライム
456.7
9/27 15:00
+6.6(1.47%)
時価総額 441,514百万円
家電量販店国内トップ。地域電気店との連携網に強み。M&Aで住宅や環境領域を拡大。金融サービスも。24.3期3Q累計は家電の巣籠もり需要が一巡。暖冬で季節家電も振るわず。資材高に伴う住宅の採算低下も重石に。 記:2024/04/11