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那須鉄、川崎船、ラクーンHDなど

2022/1/4 15:19 FISCO
<8750> 第一生命HD 2464 +138.5大幅反発。米国長期金利の上昇を映して本日は銀行株や保険株などが総じて買い優勢の展開になっている。前日の米10年債利回りは1.63%台にまで上昇、11月下旬以来の水準となった。米国では早期利上げによる金利の先高観が強まっているようで、前日の米株市場では大手金融株が軒並み高に。長期金利との連動性が高い同社も連れ高の展開となっている。 <1518> 三井松島HD 1709 -182急落。インドネシア政府では、石炭の輸出を1月31日まで一時的に禁止すると発表。国内の石炭火力発電所での需要が高まっていることで、自国への供給を優先するようだ。同社は子会社MMIインドネシアインベストメンツを通じて、インドネシアの石炭生産販売会社GDM社の株式20%を保有している。供給量の減少による影響懸念から、高値圏での利食い売り圧力が強まっているもよう。 <9519> レノバ 2004 -78大幅反落。秋田県由利本荘市沖洋上風力発電未落札をネガティブ視する動きが継続。SBI証券は投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価は7800円から1880円に引き下げた。重要案件との見方が多い洋上風力発電プロジェクトを獲得できなかったことで、中長期的な収益拡大期待がはく落したと指摘。また、他のプロジェクトを含め買取価格は従前の半分以下の収益想定で、収益拡大が期待できなくなったともしている。 <9684> スクエニHD 6340 +440急伸。事前登録を受付している「ブレイブリー」シリーズのスマホ向け最新作「ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ」において、登録者数が20万人を突破したと発表しており、好感材料視されているもよう。また、松田社長が年頭所感において、将来的な自社トークン発行も見据えてブロックチェーン事業の展開を本格化させていくとしており、これも材料視されているようだ。 <3031> ラクーンHD 1567 +154急伸。東海東京証券は投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を2300円から3550円に引き上げた。22年4月期業績は会社計画未達と分析するが、23年4月期は成長ペースの回復を見込む。コロナ禍による影響一巡、積極成長投資の効果もあって、営業利は前期比26.2%増の15.4億円を予想。BtoB取引におけるECや決済などのオンライン化はまだ十分に浸透しておらず、今後ニーズが顕在化すると。 <4661> OLC 19190 -205続落。新型コロナウイルスの感染再拡大傾向が強まってきており、東京都では前日の新規感染者数が103人と、昨年10月8日以来の100人を上回る状況となっている。全国の感染者数も10月13日以来となる700人超の水準に。感染力が強いとされるオミクロン株の流行もあって、目先は感染者数の再拡大傾向が続くとの見方が強いもよう。入場者数の本格回復タイミングの遅れなどが懸念される形に。 <5922> 那須鉄 11070 +1500ストップ高比例配分。政府は再生可能エネルギーの普及のため次世代送電網の整備方針を打ち出すと報じられている。都市部の大消費地に再生エネを送る大容量の送電網をつくるなど、岸田首相が22年6月に初めて策定する「クリーンエネルギー戦略」で示すよう指示とされている。総額2兆円超の投資計画を想定しているようだ。電力鉄塔の代表銘柄でもある同社にはメリット享受への期待感が高まる形に。 <7203> トヨタ自 2234.5 +129大幅反発で上場来高値を更新。2025年にも、次世代車の加速や安全制御機能などを一括で動かす頭脳にあたる基本的な車載ソフトウエアを実用化すると報じられている。他の自動車メーカーにも販売、車載ソフトの標準仕様を握ることで収益を得る「プラットフォーマー」の地位を狙うとされている。本日は為替相場の円安進行なども支援となる。EV化に向けた取り組みも加速化させており、関連の中心格として期待する動きも継続。 <6920> レーザーテック 34320 -970朝高後、マイナス転換。年明けの米国市場ではインテルやAMD、ザイリンクスなどが買われ、SOX指数が2%超の上昇となっており、国内半導体関連株の支援材料につながっている。半導体不足の長期化が意識される中、2022年も半導体関連株が相場のリード役になるとの期待も高まる展開。東京エレク、アドバンテスト、ルネサスなど代表的な半導体関連株は4%前後の上昇となっているがレーザーテックは下落に転じている。 <9107> 川崎船 7680 +760急伸。海運セクターは業種別上昇率トップになっている。上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)が昨年末には5000ポイント台に乗せるなど、海運市況の好調推移が継続しており、海運株には好業績の長期化期待が高まっているもよう。23年3月期の大幅増配、それに伴う来期ベースでの高配当利回り水準を意識する動きが一段と強まってきているようだ。足元での為替円安進行なども支援材料となっている。 《ST》
関連銘柄 10件
3,635
11/22 15:30
+120(3.41%)
時価総額 47,488百万円
日本ストロー、明光商会などを傘下に収める持株会社。1913年創業。24.3期に祖業の石炭生産・販売事業から完全撤退。生活消費財、産業用製品の生活関連事業が柱に。環境対応素材ストローの拡大などに注力。 記:2024/08/10
686
11/22 15:30
-3(-0.44%)
時価総額 15,340百万円
アパレル・雑貨等の事業者専用卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の運営等を行うEC事業が主力。企業間の後払い決済サービス、売掛保証サービス等も。引き続き顧客獲得ペース向上による事業規模の拡大図る。 記:2024/08/09
4661 東証プライム
3,382
11/22 15:30
-21(-0.62%)
時価総額 6,150,001百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
5922 東証スタンダード
11,530
11/22 14:48
-30(-0.26%)
時価総額 13,836百万円
送電用鉄塔、通信用鉄塔の設計・製作等を行う電力・通信インフラ事業が主力。1929年創業。道路標識や遮音壁用支柱等を手掛ける交通インフラ事業も。八千代工場の新めっき工場棟は完成。既存事業の拡大に注力。 記:2024/08/09
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(-0.37%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
3,799
11/22 15:30
+20(0.53%)
時価総額 3,918,095百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
9107 東証プライム
2,155
11/22 15:30
-34(-1.55%)
時価総額 1,454,996百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9519 東証プライム
800
11/22 15:30
-10(-1.23%)
時価総額 72,950百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26
6,029
11/22 15:30
-21(-0.35%)
時価総額 738,745百万円
スクウェア・エニックス、タイトーなどを傘下に収める持株会社。ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなどRPGで存在感。配当性向30%が基本方針。開発体制の整備、新作タイトルのデジタル販売強化等に注力。 記:2024/07/05