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トレンドは悪化傾向、決算を手掛かりとした個別対応に

2019/8/5 8:55 FISCO
*08:55JST トレンドは悪化傾向、決算を手掛かりとした個別対応に  5日の日本株市場は、不安定な相場展開になりそうだ。2日の米国市場ではNYダウが98ドル安となった。トランプ大統領による新たな対中関税策の発表を受けて、世界経済への悪影響が懸念され終日軟調推移となった。7月雇用統計では非農業部門雇用者数が予想に概ね一致し、平均時給の伸びが加速したが、相場への影響は限定的だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円安の20875円と節目の21000円を下回っており、円相場は1ドル106円50銭台と円高に振れて推移している。  先週末の日経平均はマドを空けての下落となり、7月18日直近安値水準まで下げてきている。薄商いの中をインデックスに絡んだ売買のインパクトが大きかったほか、中国関連などへは短期筋の売り仕掛け的な動きもあったと考えられる。トランプ大統領はさらに、対中通商交渉が滞ったままなら、追加関税率を25%超に引き上げる可能性があるとも述べていることもあり、トランプ大統領のツイートで大きく振らされやすい状況は続きそうである。  さらにシカゴ先物にサヤ寄せしてくることで、節目の21000円を明確に割り込んでくる可能性が高い。テクニカル面では一目均衡表の雲下限を日足、週足形状ともに割り込んでくるため、シグナルは悪化傾向になる。先週末の大幅な下げに対する自律反発が意識され、21000円を挟んでの攻防となる可能性はあるものの、短期の売り方にとっては仕掛けやすいところである。週足形状では20884-20972円処でマドが空いているため、まずはマド埋め後の底堅さを見極めたいところであろう。  また、主力企業の決算発表は概ね一巡したが、今週は1500社程度の決算発表が予定されている。薄商いの中を個別企業の決算を材料視した、短期的な値幅取り狙いの資金が中心になりやすいと考えられる。先週末に決算を発表したところでは、アバント<3836>、サクサ<6675>、アシックス<7936>、手間いらず<2477>、ゴールドウイン<8111>、東建物<8804>、アズビル<6845>、ジョイ本田<3191>などが注目される。本日の決算では、ソフトバンク<9434>、太陽誘電<6976>辺りが注目されそうだ。  今回の決算では、過度に警戒していたほど、決算内容は悪くなく、発表後に買い戻される銘柄も目立っているほか、外部環境に左右され難いクラウドなど、IT関連には好決算もみられている。そのため、不安定な相場環境ながらも、中小型の好業績銘柄には個人主体の資金が向かいやすいと考えられる。 《AK》
関連銘柄 10件
2477 東証スタンダード
3,150
4/25 15:00
-110(-3.37%)
時価総額 20,412百万円
複数の宿泊サイトを一元管理する宿泊施設向けシステムを展開。比較サイトのインターネットメディア事業も。新型コロナの影響緩和で宿泊需要は回復。アプリケーションサービス事業は堅調。24.6期2Qは増収増益。 記:2024/04/07
3191 東証プライム
2,205
4/25 15:00
-19(-0.85%)
時価総額 154,374百万円
ホームセンター運営会社。茨城県に本社。関東で、住宅資材を扱う資材館や、日用品等を扱う生活感の大型店舗を運営する。今上期は出店効果やプロ用品の増加により増収も、人件費や修繕費、原価償却費により販管費が増加。 記:2024/04/09
3836 東証プライム
1,231
4/25 15:00
-11(-0.89%)
時価総額 46,318百万円
ソフトウエア開発会社。会計や経営支援のソフトウエア開発や販売、保守を行う。コンサルティングやBPOサービス等も。大型案件の増加等でデジタルトランスフォーメーション推進事業は好調。24.6期2Qは増収増益。 記:2024/03/05
6675 東証スタンダード
2,801
4/25 15:00
-62(-2.17%)
時価総額 17,492百万円
情報通信機器メーカー。サクサを中核に、ボタン電話装置や監視カメラ、防犯設備機器等のネットワーク機器を製造、販売。セキュリティ機器も手掛ける。今期3Q累計はボタン電話装置やカードリーダライタ等が増加した。 記:2024/03/09
6845 東証プライム
4,292
4/25 15:00
-55(-1.27%)
時価総額 616,765百万円
計測制御機器大手。ビル空調自動化や工場省エネ化に強み。ガス機器や水道機器、医薬品製造向けソリューション等も。ビルディングオートメーション事業は収益好調。既設建物向け分野等が堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16
6976 東証プライム
3,597
4/25 15:00
-15(-0.42%)
時価総額 468,394百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
7936 東証プライム
6,601
4/25 15:00
-142(-2.11%)
時価総額 1,253,338百万円
スポーツ用品メーカー。スポーツシューズやウエア、スポーツ用具等を製造、販売。ランニングシューズに強み。日本はオニツカタイガーなどが販売堅調。23.12期通期は大幅増益。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/02/24
8111 東証プライム
9,458
4/25 15:00
+68(0.72%)
時価総額 448,763百万円
スポーツアパレルメーカー。「ゴールドウイン」や「ノースフェイス」、「ヘリーハンセン」等のアウトドアブランドを展開。ノースフェイスなどの販売は計画通り進捗。営業外収益増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/22
8804 東証プライム
2,533
4/25 15:00
-69.5(-2.67%)
時価総額 529,823百万円
旧安田財閥系の総合不動産。日本橋、京橋など東京駅の東側が重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。住宅事業では不動産売上などが増加。23.12期通期は増収増益。24.12期は大幅増収計画。 記:2024/02/24
9434 東証プライム
1,849.5
4/25 15:00
-9.5(-0.51%)
時価総額 8,853,825百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04