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日経平均は19円安でスタート、ファナックやユニファミマが売られる

2018/6/6 9:49 FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;22520.31;-19.23TOPIX;1774.89;-0.07 [寄り付き概況] 6日の日経平均は前日比19.23円安の22520.31円と小幅ながら3日ぶりに反落して始まった。5日のシカゴ日経平均先物は大証比5円安の22515円で引けており、その水準を若干上回っての底堅いスタートとなった。コンテ伊首相の所信表明演説を受けイタリアの財政支出拡大への警戒感がやや再燃し、安全資産とされるドイツ国債・米国債の利回りが低下したため、5日の米株式市場で金融株が売られた。強硬な保護貿易政策を推進する米国政府の姿勢にもまだ軟化の兆しが見えないため、貿易摩擦への警戒感がやや再燃し、資本財や生活必需品のグローバル企業も売られた。このため、相場の上値追いが一服し、5日のダウ30種平均とS&P500種株価指数はほぼ横ばいとなった。その一方、貿易摩擦の影響を受けにくいとみられているハイテク株や内需株の多い小型株は上値を追った。5日以降の為替は1ドル=109円台後半で上下する動きにあるが、今朝は109円80銭台半ばまで戻し、再び110円台復帰が視野に入りつつある。戻りの上値を追う支援材料に欠けてはいるが、為替がドル高円安気味に再び推移し始め、本日の日本株市場で相場の地合いを下支えしているようだ。 前場の寄り付き状況をみると、セクターではその他製品、鉄鋼、医薬品が軟調な一方、鉱業、石油、非鉄が堅調な動きにある。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ユニファミマ<8028>、ダイキン<6367>が重石の一方、ファーストリテイ<9983>、トヨタ自<7203>、KDDI<9433>が牽引役となっている。 《US》
関連銘柄 6件
6367 東証プライム
18,095
11/29 15:30
-60(-0.33%)
時価総額 5,303,898百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
3,887
11/29 15:30
-48(-1.22%)
時価総額 3,869,194百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,551.5
11/29 15:30
-55.5(-2.13%)
時価総額 40,300,909百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9433 東証プライム
4,950
11/29 15:30
-31(-0.62%)
時価総額 10,849,638百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
51,110
11/29 15:30
+10(0.02%)
時価総額 16,264,275百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25