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日経平均は3日ぶり反落、米国株に「連れ高」期待は不発?

2019/7/16 12:20 FISCO
*12:20JST 日経平均は3日ぶり反落、米国株に「連れ高」期待は不発?  日経平均は3日ぶり反落。159.69円安の21526.21円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。  米株式市場でNYダウは12日に243ドル高、15日に27ドル高となり、連日で過去最高値を更新した。10日から11日にかけて行われたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で利下げ期待が高まっており、引き続き相場を押し上げた。一方で為替相場が1ドル=107円台後半と円高推移しており、3連休明けの日経平均は利益確定の売りが先行して41円安からスタート。日米で企業決算の発表が本格化するのを前に押し目買いの動きは限られ、寄り付き後の日経平均は下げ幅を広げ、前引けにかけて一時21514.89円(前週末比171.01円安)まで下落した。東証1部の値下がり銘柄は全体の6割強、対して値上がり銘柄は3割弱となっている。  個別では、ソニー<6758>とZOZO<3092>が2%超下落しているほか、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、村田製<6981>などがさえない。傘下のかんぽ生命保険<7181>ともに保険商品の営業自粛を発表した日本郵政<6178>は3%近い下落で上場来安値更新。業績観測が報じられたヤマトHD<9064>も売り優勢で年初来安値を更新している。また、ベクトル<6058>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、トヨタ自<7203>は堅調。中国政府がハイブリッド車(HV)優遇を検討と報じられたことが買い材料視された。キーエンス<6861>、バンナムHD<7832>、安川電<6506>などもしっかり。決算発表銘柄ではパソナ<2168>やドトル日レス<3087>が買われ、レナウン<3606>やIDOM<7599>、クリレスHD<3387>は東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品、鉱業、電気・ガス業などが下落率上位で、その他も全般軟調。上昇したのは輸送用機器と金属製品の2業種のみだった。  3連休明けの日経平均は反落し、3ケタの下落となっている。連休中の米国株が連日で過去最高値を更新したのとは対照的だ。先週1週間の騰落率を見ても、NYダウの+1.5%に対し日経平均は-0.3%となっており、「連れ高」期待は不発と言わざるを得ない。かねて指摘しているとおり、米株高がFRBによる利下げ期待を主因としているのに対し、日本では日銀の追加緩和余地は限られるとみられており、相対的な出遅れにつながっていると考えられる。10月に消費増税が控えていることもあり、海外投資家の日本株に対する関心が低下しているとの指摘は多く見られる。  日本でも日銀の緩和マネーや企業の自社株買いが株価を下支えしており、日経平均の日足チャートを見ると7月に入ってからは21500円近辺を下限、21800円手前を上限とするもち合いが続いている。しかし、海外投資家の資金流入が限られるうちは一段の上昇を期待しにくいだろう。今週から米国で、また来週から日本で企業決算の発表が本格化することも考慮すると、当面はもち合い相場が続くとみておきたい。本日までに一巡する3-5月期決算は企業ごとに強弱が大きく分かれ、業績評価の個別物色が中心となりそうだ。(小林大純) 《AK》
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人材派遣・紹介や再就職支援などを行う人材サービス大手。認可・認証保育所の運営等を行う保育事業も。エキスパートサービスは売上足踏み。24.5期2Qはグローバルソーシングが増収。米国では人材派遣が売上増。 記:2024/02/03
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ドトールコーヒーと日本レストランシステムが統合し発足。コーヒー豆の生産・調達から焙煎、卸、販売までの一貫体制を構築。新商品導入を推進。テイクアウトやEC事業を強化。コロナ禍から回復し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/01/27
3092 東証プライム
3,544
4/16 14:34
+110(3.2%)
時価総額 1,104,466百万円
日本最大の衣料品EC「ZOZOTOWN」を運営。ヤフーLINE傘下。24.3期3Q累計は商品取扱高が着実増。販管費増こなし増収増益に。通期最高業績を計画。配当性向の目安を5割→7割に修正。大幅増益を予定。 記:2024/02/08
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-3(-0.27%)
時価総額 232,819百万円
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3606 東証1部
4
6/15 15:00
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老舗のアパレル。中国企業の傘下で経営再建を目指したが、親会社グループに対する売掛金の回収が不能に。コロナ禍に伴う目下の事業環境悪化も痛手となって民事再生手続の開始が決定。同社株は6月16日付で上場廃止に。 記:2020/05/19
6058 東証プライム
1,375
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大手PR会社。PRのプランニングから実行まで行う。プレスリリース配信やダイレクトマーケティング等をワンストップで提供。プレスリリース配信事業は堅調。関係会社株式売却益を計上。24.2期3Qは最終増益。 記:2024/02/02
6178 東証プライム
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-60.5(-4.06%)
時価総額 5,388,054百万円
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メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
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7181 東証プライム
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7599 東証プライム
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7974 東証プライム
7,552
4/16 14:34
-116(-1.51%)
時価総額 9,807,707百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
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-21(-0.98%)
時価総額 804,090百万円
宅配便最大手。「クロネコヤマトの宅急便」を展開。法人客約1万社。国内シェア約50%。宅急便のネットワークを活用した企業間物流の取り組みを推進。国際輸送一服も、固定資産売却益計上により、3Q累計は最終増益。 記:2024/02/06
9984 東証プライム
8,101
4/16 14:29
-221(-2.66%)
時価総額 13,957,650百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10